散歩道に這えていたキノコ
きっと食べることは出来ないと思うけど、可愛い。
さて、
今日の源氏物語は光源氏の四十の賀が無事執り行われ、ついに女三の宮が降嫁した場面です。
玉鬘との内輪の祝いの後、これからが、正式の賀宴で、四十の賀にちなんだ数の献上品をしかるべき方々ばかりが、次々に受け取って献上なさった。
庭中に列立し、順次手渡した。
そして、盃が皆に下され、若菜の羹を召し上がる。
朱雀帝のご病気がまだ、すっかりよくおなりにならなので、楽人(音楽の専門家)召さず、御笛(管楽器の総称)など、太政大臣が、用意なさって、
太政大臣とその息子 衛門の督(柏木)は、得意の和琴(六絃
の琴・我が国古来の楽器)を巧みに弾く。
そして、兵部卿の宮は琴(七絃の琴)を弾く。
この琴は桐壺院(源氏の父)の晩年に頂戴なさったもの。
蛍兵部経の宮は、源氏のお気持ちをくまれて、源氏にお譲りした。
源氏は珍しい秘曲一つばかり弾かれた。
儀式ばったことではないが、この上もなく興味深い今夜の音楽である。
そして、暁に玉鬘は帰られた。
そして、二月十余日に、朱雀院の姫君、六条の院へ降嫁された。
女三の宮は、大人になっていない感じで、あどけない感じで、まるで子供でいらっしゃる。
源氏は、三の宮は、紫式部に対して、これなら憎らし気に、高飛車のでることはなさそうだ。
と、お思いになるものの、張り合いのないご様子だなと思われた。
以上テキストより抜粋
まだ、色付きが浅いか?
その内夕日に照らされて、真っ赤に染まる。
川沿いのピラカンサかな?