【木下富美子元都議へ懲役10月、執行猶予3年の有罪判決「二度と自ら運転は行わない」も政界復帰は否定せず】
昨年7月の東京都議選期間中などに無免許運転を繰り返したとして、道交法違反の罪で在宅起訴され、議員辞職した元都議の木下富美子被告(55)の判決公判が15日、東京地裁で開かれ、懲役10月、執行猶予3年(求刑懲役10月)の有罪判決が言い渡された。木下被告は今後、運転しないことを宣言した。
木下被告は、黒のジャケット、グレーのスカート姿に黒のパンプスで出廷し、うつむくことなくしっかりと前を向きながら判決を受け入れた。平出喜一裁判官は、判決理由について2017年から約4年の間に計12回の交通違反、さらに4回の免許停止処分を受けたことを挙げ「常習的な犯行。被告の規範意識には問題がある」と指摘。「条例制定に携わる都議として、法令をより順守すべき立場であった。責任は重い」とした。