高校野球の都道府県大会とかぶっているため注目度が低い都市対抗だが、その内容は極めて高い。投手の球速では5人が150キロ超え。トップの鈴木は速いだけでなく、打者近くでのボールの伸びや、バットを押し返すようなボリュームが田中正義(創価大)クラス。静岡県・磐田東高時代は一部で注目されていたくらいでほとんど無名。こういう選手を育成する能力が社会人は本当に高い。
◇都市対抗/投手148キロ超え
154キロ 鈴木博志(ヤマハ19歳・高校卒新人)右右 180/85
152キロ 森脇亮介(セガサミー→NTT東日本補強24歳・大学卒2年目)右右 173/66
152キロ 奥村政稔(三菱重工長崎→西部ガス補強24歳・大学卒2年目)右右 176/68
151キロ 森原康平(新日鉄住金広畑→日本新薬補強25歳・大学卒3年目)右左 184/83
150キロ 柏原史陽(JX-ENEOS→東芝補強23歳・大学卒新人)右右 175/79
149キロ 山本 淳(日立製作所34歳・元プロ)右右 187/80
148キロ 山岡泰輔(東京ガス21歳・高校卒3年目)右左 170/65
148キロ 田嶋大樹(JR東日本20歳・高校卒2年目)左左 182/75
148キロ 上杉芳貴(トヨタ自動車28歳・大学卒6年目)右右 179/75
148キロ 六信慎吾(西濃運輸25歳・大学卒3年目)右右 178/81