昨日の外出先は名草ふるさと交流館。メンバーは入所者様5名、外出ボランティアさん5名、職員2名の計12名。
心配していた雨も降らず、やや蒸し暑さを感じるものの気温自体は高くなかったので、古い日本家屋の館内は冷房がなくても比較的快適に過ごせました。
交流館はお年寄り、ボランティアさんはもちろん、職員にも人気の高い外出先の1つです。写真では車の陰になっていますが、車椅子マークのトイレも完備しており、私たちにはうれしい限り。
館内に入ると広い土間の一角に大きなかまどもあり、お年寄りの郷愁を誘います。
これを見たK.Yさんは、「子供の頃学校から帰ると、よくうどん打ちをさせられましたよ」とボラ斉藤さんに話してくれました。
土間から上って右側の部屋が囲炉裏部屋。昨年暮れに来たときはここで暖を取りながらすごしました。
今回は左の畳部屋。持参のお茶、コーヒーにジュース、近くの遠藤商店に出前してもらったアイスとおしゃべりで過ごしました。
特に陽気だったのは今月入所したばかりのK.Mさん。交流館に着くなり「あら、いいところね」と大きな声。その後も「私はこういうところ大好き。ここは泊まれないの?」など繰り返しました。
一方、遠慮がちだったのは入所3ヶ月のH.Mさん。上がりかまちを前にして「ここでいい」。「上に上がるのはいやですか?」と訊くと「そんなことないけど。大変だから」。「じゃあ上がりましょうよ」で漸くたたみ部屋に上がることに。
最後に「また出掛けましょうね」と声を掛けると、「はい、ありがとうございます」と答えてくれました。
事務長 松村
陽気におしゃべりを続けるK.Mさん(中央)と、いつも陽気なのに今日はK.Mさんに気圧され気味なK.Tさん(手前)。奥は左から外出ボラの小島さんと岡田さん。