昨晩、足利赤十字病院主催の地域連携勉強会にたんぽぽスタッフが
発表者として招聘されました。
午後6時半、進行役の入退院センター小田桐看護師長のご挨拶でスタート。
勉強会は2部構成で、第1部は日赤化学療法室浅野看護師による
「分子標的治療薬について」。
門外漢の私にはほとんど講義の内容を理解することはできませんでしたが、
年々進歩する医療技術に対応するため、日々勉強を重ねる看護師さんたちは
まさに専門職と呼ぶに相応しいなあ、と感じました。
そして第2部、いよいよたんぽぽの登場です。
演題は「特別養護老人ホームにおける看取り介護の実際」。
発表者は蛭川看護主任、パワーポイントの資料作成と操作は柳居宅ケアマネ。
大分ボケてますが、左から柳、蛭川、赤坂
発表スタート。聴衆の中にはたんぽぽ職員もチラホラ。
こっちにもたんぽぽ応援団が
発表内容は構成がしっかりしており、蛭川看護主任もなかなか堂々としたもの。
事例をもとに、ご家族の心の揺れを察知し良く話し合うこと、
職員間で情報を共有し、予測される変化への対応を伝えておくこと、
また最終カンファレンスでは、良かった点、改善すべき点をよく話し合い
次に活かすことが大切である、などを特に強調していました。
引き続き、赤坂施設ケアマネ兼介護副主任が、
「介護の目で見た看取り介護」を発表。
またまたボケててごめんなさい
「これまで一緒に過ごしてきた入所者様の最後を目の当たりにするのは
辛く悲しいが、その方々は自分たちに多くの学びを遺して逝ってくれた
と実感している」とのくだりが特に印象的で、心に響く内容でした。
進行役の小田桐さんからは、ご自身の体験をもとに、
たんぽぽの介護に対するお褒めの言葉をいただきました。
また川﨑看護部長は、看取り期に入った入所者様が快復したことにより
看取り解除となった事例を取り上げ、
「一旦決めた方針を変更することには、とかく抵抗があるものだが、
利用者様の状況変化に柔軟に対応したことに感銘を受けた」
とのありがたいお言葉を頂戴しました。
たんぽぽの職員を誇らしく思えるひと時でした。
事務長 松村