きみがいてくれて

昨年はコロナで
不安がってる間に過ぎてしまった。
元の生活に戻れる日はもう来ないのだろうか。

実家にも気軽に行けない。
母と電話で話すと、つまらない毎日だと言う。
話し相手になったり体をさすってあげたりしたい。
家の周りを歩くのに付き添ったりしたい。

お友達とも会いたい。
ただ、おしゃべりしたい。
一緒においしいものを食べたい。

もともと、それほど出かけるわけじゃなかったから
そんなに生活は変わっていないのに、
なんでか気分が落ちる。
夜は眠れなくて昼間は体がだるい。
時間はあるのに何もしてない自分がいけない気がするのに、
何もしたいことがない。
したいことは、できないことだ。
お腹も空かないし、食べたいものもない。
ひょっとして、こういうのをコロナうつっていうのか？


きみがいてくれるおかげで


朝に起きてカーテンを開け
ご飯の支度をする。
お散歩のために外に行く。
きみのご飯のために買い物に行く。
きみがおもちゃに入れたおやつを食べるから
掃除機をかける。洗濯をする。
何とか普通の生活ができている。


きみがいてくれるおかげで


きみのお世話をすることが
私の存在意義になっている。
きみが一生を全うするまでは
がんばらなくちゃ、と思う。


きみは話さないけど


そばにいて、いつも私を見ている。
きみの目に映る私はいつもニコニコしていたい。
だから、コタロウと目が合うとニコニコする。
とても笑う気分なんかではないのだけど。

きみがいてくれて本当によかった。
ママはがんばる




昨年11月に会った、明日手術だというポテト君。
散歩に行くたび探すけどあれから見かけない。
コタロウを気に入ってくれている花子ちゃん。
最近全然見かけない。
ブログがもうずっと更新されない人。
やめちゃっただけかもしれないけどね。
心配。
みんな、元気でいてほしい。


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