団塊のしっぽが綴る ありのままの田舎暮らし

躊躇いながら近づいてくる未来と、静かに佇む過去のはざまで。

田舎で、エリートと言えば?

2017-09-27 | 日々のこと。


すっかり色づいた稲穂、稲刈りも始まっています。







朝から夫が、電話口で大きい声を出していました。

「ちゃんとこちらの話を聞きなさい!」
「その口のきき方は何だ。タメ口で話すとは失礼じゃないか!」

電話の向こうの相手は、役場の女性職員。
傍で聞いている私は、ハラハラドキドキ。

集落の自治会長のような役割をしている夫は、本来なら
役場がするべき仕事を押し付けられることが多い。
なのに、役場の職員は、そのことを良く理解できていないらしい。
問い合わせをしても、対応が鈍くて、迅速に働かない。
加えて、態度がデカい。

「それに関しては、私もよく分からないんですよ」
などと、担当者が平気で言う。
しかも、返事をするときに「はい」ではなく、「うん」と言ったりする。

ただでさえ礼儀にうるさく、気が短くて怒りっぽい夫が、
そういう態度にブチ切れるのは無理もないと、私も思う。

田舎に住んで驚いたのは、公務員がすご~くエリート扱いされていること。
働く場が無い地方では、安定した収入が得られる公務員は憧れの職業なのです。
退職後も、何かの団体の役職について、その肩書に「学識経験者」なんて書いてあるから
「えっ、あの○○ちゃんが?」なんて、びっくりしちゃう。
教師の場合は、辞めた後も周りからずっと先生と呼ばれて過ごしている。
こういう環境だから、公務員の方々は、自分が偉いのだと勘違いしてしまうのでしょう。
もちろん、全員がそうではありませんが。

ちなみにワタクシ、役場に行くときにはメガネとマスクを着用するように
心掛けています。
「ホラ、あの人、口煩い××さんの奥さんよ」なんて、指さされないようにね。




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高原に咲くマツムシ草。

2017-09-24 | 日々のこと。




この1週間はとても忙しく
身体も頭も疲れ切っていましたので、
気分転換に爽やかな高原に出掛けました。

運のいいことに、マツムシ草を見ることができました。
今年は例年より花が多く、薄紫の色もとてもキレイです。






ススキもすっかり穂が揃って、銀色の波のように
風に靡いていましたよ。







道の駅で地茸を買ったり、
ドライブの途中に、ムカゴ採りもしました。
田舎暮らしの秋は、楽しみがいっぱいですね♪












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夫は、オレオレ主義者。

2017-09-20 | 日々のこと。


先日の台風でイチョウの葉が飛ばされて、窓ガラスに張り付いていました。コンニチワ!




屋根にも、こんなにたくさん。庭は、言わずもがな・・です。お掃除が大変!!







私は夫のことを「オレオレ主義者」と呼んでいる。
(主義であって、詐欺ではありませんよ。念のため)

主語はいつでも、俺様。

「俺が言うんだから・・・」
「俺が考えたんだ・・・」
「俺が食べたいんだ・・・」
「俺がそう思う・・・」
「俺が・・・」

いつでも何でも、俺、俺、俺。
どれだけ自己主張が強いのか。
どれだけ自分が大切なのか。

こういうことを友人に愚痴ると、
「何も言わない人よりずっといい。何を考えているのか分かりやすい」
と、窘められる。

そうかしら?
そうかもしれないけれど、いつも傍にいる身としては
いい加減うんざりする。

たまには
主語を複数形にしてみたらいいのに。
そのほうが、何倍も楽しいと思うけど。






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嵐の前の曼珠沙華。

2017-09-17 | 日々のこと。


今年は、曼珠沙華がたくさん咲いています。(後ろの小さな緑色の苗は、ブロッコリー)




アップで見ると、実に華やかな花ですね。







台風が近づいているので、午前中にウォーキングに出掛けました。
畦道のあちこちに咲いている曼珠沙華が、きれいです。

お彼岸が近づくと、どんなに天候が不順な年でも、
ちゃあんと花を咲かせるんだから、大したものです。

以前は、この辺りでは雑草扱いされて刈り取られてしまって
あまり大切にされていませんでした。
でも、高知県やその他の地域で、曼珠沙華の咲く風景が
地域起こしに一役買っているのを知ってか知らずか(?)、
数年前から、意識的に残されるようになりました。
お蔭で、曼珠沙華好きの私も、こうして楽しめるように。

でも、心配なのは台風です。
せっかくきれいに咲いているのに、折れやしないだろうかと、
心配でなりません。

どうか、無事で・・・






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おトボケ顔の女性は、実は手強い?

2017-09-13 | 日々のこと。


すっかり秋らしくなって、空気が澄み切って、空も海もきれいなブルーです。








ちょっと前から、不倫問題でテレビのワイドショーを賑わしていた
斉藤由貴さんが、とうとう不倫を認めましたね。
ご本人は、「不倫」などいう言葉は使わなかったようですが。

斉藤由貴さんの不倫騒動は、今回で3度目だそうで、
過去の2回の騒ぎの時の、インタビューの様子が放映されていました。

今と全然変わりませんね。
ポーカーフェイスというか、おトボケ顔というか。
受け答えも、どこか、はぐらかしたような感じで、
なかなかの強かさを感じます。

おトボケ顔といえば、歌人の俵万智さんもそうです。
おかっぱ頭におちょぼ口、いつもびっくりしたような大きな目。

15年ほど前に仕事でお話したことがあるのですが、風貌とちがって
とてもキッチリしていて、「キツイ人」なんだろうなという、印象を受けました。
(仕事は、とてもいい感じで運びました)
そういえば、あの方も事情があってのシングルマザーですね。


極私的な偏見と、これまでの経験から言わせていただくと
おトボケ顔の女性って、結構強かな方が多いような気がします。

渦中にある斉藤由貴さんは、ラジオで
「毎日、飯がまずい」
という、名言を放ったそうです。

俵万智さんは、
「チョコレート革命」という、大評判になった歌集を出しました。

・水密の汁吸うごとく愛されて前世も我は女と思う
・焼肉とグラタンが好きという少女よ私はあなたのお父さんが好き


う~ん。
二人ともすごい!!! 強い!! 拍手!











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初秋の山をトレッキング♪

2017-09-10 | 日々のこと。


春には、正面に見える尾根のてっぺんまで登りましたが、
今回は夫の体調がいま一つなので、途中まで。



可愛い白い花。



これは、フウロですね。



茶花に使ったら、とても趣きがありそう。


食べられそうで、食べられないキノコ。


小さな赤い実。






何となく、身も心も停滞気味の日々。
夏の疲れが出てきたのかしら?

こんなときは、気分転換に山に行くのが一番の特効薬です。

朝8時に家を出て、30分余りで登山口に到着。
この便利さ。田舎暮らしの特権ですね。

今回は、登山というよりはトレッキング。
春からずっと登れなかったので、足慣らしです。
木立に覆われた山道は、涼しいというより寒いほど。
お蔭で、本当に爽快な気分で往復2時間余りを楽しみました。

渋々と重い腰を上げた夫でしたが、
久し振りの山の空気が元気をくれたのでしょうか、
「10月には本格的に登ろう!」と、ヤル気満々。
シメシメ・・・^^

自然の中に身を置くと、本当に心が晴れ晴れとしますね。








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残りの人生を、どう生きる?

2017-09-08 | 日々のこと。


夜、月を見るのが好き。数日前のきれいな月です。






最近、よく考えること。
それは、「私の人生、このまま終わってしまうのかな?」
という、何とも言えない漠然とした
不安というか、焦りというか、諦めというか、哀しみというか・・・

今が自分にとって満足ではないから、こういう事を考えるのだけれど、
それでは、どうしたいのか?
と、自身に詰め寄ったところで、明確な答えがある訳でもない。

私に残された人生は、多分、あと20年位だろうか?
もちろん、その前に終わるかもしれないし、
もっともっと、生き長らえててしまうかもしれないけれど。

私は何をしたいのだろう?
どうすれば、心が満たされるのだろう?
なんて、
しょうもないことを考えている、気怠い午後です。

つまらない事を書きました。
でも、こういうことを誰か聞いてほしくて始めたブログなのです。
ゴメンナサイ。






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田舎の、変なお付き合い。

2017-09-05 | 日々のこと。



浜辺で寛ぐ家族。逝く夏を惜しむように、陽が沈むまで遊んでいました。






私が住んでいる集落は、総戸数100。
人数は、? 未だに把握できていません。
10年経っても、顔を知らない方が30%位いると思います。
何せ、田舎の家の敷地は広いので、家と家の間隔が離れているし、
大抵の人が車で移動するので、道で人と会うことがめったにないのです。

けれど、良く知らないのは新参者のこちらの事情で、
古くから住んでいる方たちは、なかなか濃いお付き合いをしています。

その一つが、お葬式のお手伝い。
今は葬儀場を利用する人が多くなりましたが、昔は家で葬儀をするのが
普通でした。
その名残りが今も続いていて、喪主の方が所属する班(12~18軒位)
の人たちが男女総出で、受付や食事(調理)のお手伝いをします。
これは、まあ、納得できます。

私が驚いたのは、普段、全くお付き合いがなくても、お香典と初盆のお供えを
持っていく習慣です。
お付き合いが無い場合の相場は1000円で、金額はそれほど多くはありませんが、
葬儀がたくさんあった年は、結構、家計の負担になります。
特にお盆。葬儀は重なることはめったにありませんが、お盆は一緒ですからね。

私がこれまでに経験した初盆の最多数は、6軒。
親しい家も含まれていましたので、その年は合計2万円近くになりました。
ね、かなりの金額になるでしょ。

皆さんがお住いの地域にも、こういう習慣はお有りでしょうか?


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美しい晩夏の黄昏。

2017-09-02 | 日々のこと。



清少納言は、「秋は夕暮れ」と言っていますが、旧暦ですから、きっと
今頃の夕暮れ=黄昏の空のことを言っているのでは?と、勝手に解釈しています








一日の朝から夜までの時間帯の中で、
一番好きなのが黄昏どき。
特に、晩夏の。

昼でもなく夜でもない。
時のあわい。

すでに西に沈んでしまった太陽の残照が、空を美しく染めて・・・

私の人生も、すでに黄昏始めていますが、
なかなか、この空のようにはいきませんね・・・トホ。







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