団塊のしっぽが綴る ありのままの田舎暮らし

躊躇いながら近づいてくる未来と、静かに佇む過去のはざまで。

梅がどこにも売っていません。

2024-06-26 | 日々のこと。

家の近くの川。ときどき眺めに行きます。



こんにちは。
梅雨のジメジメにちょっとげんなりです。


田舎暮らしをするようになってから、毎年欠かさず梅干しを作ってきました。
ところが、なんと、
今年は梅の記録的な不作だそうで、梅が全く手に入りませんでした。
わが家の梅の木は言うに及ばず、ご近所の農家さんも全滅。
梅の産地として有名な隣町に行けばなんとかなるかと、農協の直売所に
出かけましたが、そこも駄目でした。
こんなこと初めてです。がっかり。
去年の梅干しを大事に食べることにしました。

梅干しは好きですか?





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家族という呪縛。

2024-06-17 | 日々のこと。

食べて寝て、可愛がられて。猫はいいなぁ~。


こんにちは。
地面がカラカラで、雨が待ち遠しいです。


私の最大の悩みの種。
それは実家の母と弟のこと。
父が亡くなってから、1日たりとも二人のことを考えない日は無い。

母と弟はよく似ている。
善良でお人好し。
考えが浅く、先の事が考えられない。
見栄っ張り。
贅沢が好き。
お金の計算ができない。
頼まれごとを断れない。
周りの人に優しい。
すぐに情にほだされる。
掃除が苦手。

二人は今、ギリギリの生活をしている。
自営業の弟は、コロナの影響で散々な目に遭い、未だに経営が思わしくない。
母は要介護2で、ディサービスに通いながら一人で留守番をしている。
足が悪く、自立歩行できるのも限界が近づいている。
そんな母の世話を弟は今のところ良くやってくれている。
私も可能な限り二人にできることはやっているつもり。
でも、金銭的にも体力的にも時間的にも限界がある。
私には私の家庭と生活があり、それを守らなければならない。

母に本格的な介護が必要になったら、私はいつでもそれを引き受ける
つもりでいるが、正直、その日が来るのが怖い。
弟がもし病気になったら・・・そんな日が来るのが怖くてたまらない。
私は次から次へと怖い事ばかりを思いついて毎日悩んでいます。
ときどき果てしなく落ち込む。
でも、
私は二人の事が大好き。
疎ましくもあり愛おしくもあり、矛盾した感情を持て余している。
家族って、なんて厄介なシステムなんだろう。

あなたにとって、家族とは何ですか?





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倚りかからず。

2024-06-03 | 日々のこと。

今年はバラがきれいに咲いていますね。


こんにちは。
庭のジューンベリーの赤い実を啄みに、鳥がひっきりなしにやってきます。


今日は詩をひとつ紹介します。
大好きな茨木のり子さんの詩、「倚りかからず」。
きっとお好きな方も多いと思います。
くよくよと悩んでいるときに読むと、
弱った心に良く効きます。


 もはや
 できあいの思想には倚りかかりたくない
 もはや
 できあいの宗教には倚りかかりたくない
 もはや
 できあいの学問には倚りかかりたくない
 もはや
 いかなる権威にも倚りかかりたくはない
 ながく生きて
 心底学んだのはそれぐらい
 じぶんの耳目
 じぶんの二本足のみで立っていて
 なに不都合のことやある
 倚りかかるとすれば
 それは
 椅子の背もたれだけ


あなたの好きな詩は何かしら?







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