団塊のしっぽが綴る ありのままの田舎暮らし

躊躇いながら近づいてくる未来と、静かに佇む過去のはざまで。

秋明菊がきれいですね。

2024-10-28 | 日々のこと。



こんにちは。
涼しさを通り越して、寒さを感じるこの頃です。


庭に咲いている3種類の秋明菊とほととぎす、風船かずらを
生けてみました。
(左下にあるのは、柘榴の形をした香合です)

若い頃お花を習って、看板も頂きました。
でも、決して積極的に習っていたのではありません。
何故なら、母親が勝手に決めてきたことだから。
ある日突然、「今月からお花を習いなさいね」と。

嫌だとはとても言えませんでした。
だって、先生の家は私の実家の真ん前なのだもの。
分かるでしょ?

それから毎週、土曜日の夕方、私は神妙な顔をしてお稽古に励み(?)ました。
今、多くの人が楽しんでいるフラワーアレンジメントとは違い、
きっちりと型通りに生けるお花は、なかなか思い通りにいかないし、
楽しさもいまいち。
それでも我慢できたのは、先生がとても優しかったから。

結婚して実家から遠くに住み、お稽古もやめた私は、以後しばらく
お花をほとんど生けませんでした。
花瓶にポン、くらいは飾りましたが、ちゃんと生けるのは、気が重くて。
ある種の呪縛・・・ですね。

ちゃんと型どおりに生けなくてはいけないという、呪縛から自由になったのは
40歳を過ぎたころから。
それから段々、生活の中でお花を楽しむようになりました。
写真のお花も自己流。下手だけど、自分が楽しいことが、一番大切ですね。

あなたの好きなお花は何ですか?





生きのびるための事務って?

2024-10-22 | 日々のこと。



こんにちは。
暑くなったり寒くなったり。
経験したことのない秋ですね。

さて先日、とても興味深い本を読みました。
それが、上の写真の「生きのびるための事務」。
書いたのは坂口恭平さんという、作家であり、建築家であり、
さらに絵画や音楽も手掛けるマルチアーティスト。

私が愛読している「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載された、
糸井重里さんとの対談があまりに面白く興味深かったので、
早速、図書館で借りてきました。

書かれているのは、自分が好きなことだけをしながら生きていく
ために必要な事務=段取り。
「事務」って聞くと、なんだか面倒くさそうな印象がありますが、
読んでいくと全くそんなことは無くて、実にシンプルで分かりやすい。
感動的でさえあります。
読み終わった後、私がもしこの本に10代か20代の時に出会っていたら、
私の人生はもっと違うものになっていたかもしれない、とさえ思いました。



中身はこんなふうに漫画で描かれているので、理解しやすいです。
今から実践して人生を変えるには少々(じゃなくて、かなり)歳をとり
過ぎている私ですが、参考にできることはあると思いました。

ネットで、坂口さんが描いた絵画も見ましたが、とても素敵。
私は名前すら知りませんでしたが、そのマルチな活躍ぶりは、すでに
有名なのですね。

あなたは最近、面白い本を読みましたか?




小ウツから脱出。

2024-10-18 | 日々のこと。

高原に咲く松虫草。薄紫の可憐な花です。よく、酷暑を乗り切ったね。




こんにちは。お久しぶりです。
気が付いたら、前回のアップから1ヶ月が過ぎていました。
もう、10月半ばです。あらら・・・です。

前回、小ウツ状態であることを書きましたが、
やっとやっと、少し涼しくなって、
心も落ち着いてきました。
心掛けたのは、精神的に負担になることは考えない、やらない、ということ。
少々の不義理や後ろめたさには目をつむり、ゴメン、また今度ね。
そうやって、過ごしていたら、だんだん楽になってきました。

庭にはシュウメイギク、ホトトギス、パイナップルセージ、キンモクセイ・・・と、
秋の花が咲き始めました。
ああ、秋が来てくれて良かった((´∀`))

あなたも秋を楽しんでいますか?