今日、大切な人の葬儀に参列してきました。
「先生」とお呼びし、お世話になった方ですが、
同い年の女性。
人一倍、いえ、ひとの何十倍も元気な方でした。
パワフルでポジティブな姿しか思い浮かばず、
突然の訃報がどうしても信じられませんでした。
最後のお別れをして、やっぱり現実なんだと、
少しだけ、納得できました。
全然違う畑から一念発起し、
ハーバードでMBAをとられて、
以後、会社を起こし、
教育コンサルタントとして活躍されました。
「成長促進」の塊のような方で、
人の才能を見つけ出しては、磨くことが上手な方でした。
日本の社会では、子育て期のブランクのために、
女性が能力を社会に活かせないことに憤り、
自分が何とかしなくちや、と考える方でした。
スキルよりも人柄を大切にされる方でした。
「スキルはあとから上げていけるけど、
人柄はそうじゃないから」と。
稼いだお金から、
様々な子どもたちの支援をされていました。
厳しさのなかに、温かさのにじみ出る、
とっても魅力的な女性でした。
葬儀に参列されていた多くの方が、
彼女からもらった刺激で、
少なからず人生を変えたのだと思います。
今日の日を覚悟して準備されていたメッセージには、
直接お礼を言えないことを詫びたあとで、
こんな言葉がありました。
*いつも素直な姿勢で
「心」「技」「体」を美しく磨いてください。
*積極的に行動し、最後までやり遂げてください。
*「ありがとう」「ごめんなさい」を忘れないでください。
そして、
「自分を超えて大きくなってください。」
「いつでも感謝の言葉や嬉しい報告を待っています」
と・・・。
ご遺族の話では、
「病は得たけれど、自分は今、幸せだ」
とおっしゃっていたということでした。
自分の蒔いた種が、芽を出し、育っていくことが、
空の上の彼女にとっては
何よりの喜びであろうことを思うと、
大きな宿題をもらった気がします。
心からの「ありがとう」とともに、ご冥福をお祈りします。
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