ドラマ「半沢直樹」が終わりましたね。
あの番組は、おそらく「すっきり」するために
見ている方が多いのではないかと思います。
で、本日の最終回。
見る側はみな、ハッピーエンドはわかっているのですから、
言ってみれば、水戸黄門を見ているようなものです。
ですから、見たいのは、悪役が
市中引き回しの上、貼り付け獄門になるのか、
それとも、江戸所払いになるのか、
はたまた、切腹なのか……
みたいなところだったのではないか、と思います。
で、手に汗握りながら、見ていると、
最後の印籠を渡す場面(常務の土下座シーンですね)があり、
あとは、お上のお沙汰が下るラストへと向かったわけですが、
これが、おそらく、多くの人が期待していた
どの、罪状でもなかった……
それどころか、主人公が、所払いですか
という、唖然の結末。
原作通りだとのことですが、
私のそばで見ていた人は、
「後味が悪すぎ。 このままでは眠れない」
と言って、起きて何やらネットサーフィンをしておりました。
私自身は、次の展開などをあれこれ考え、
それはそれで楽しみましたが
「確かに、どうも歯切れが悪い気が」とは思い、
それを変えられるのかという実験もかねて、
まったく別の本を読んでみました。
すると、すぐにその本の世界に引き込まれ、
しばらく読んだあとは、
すっかり違う気分になっていました。
「気分転換」とか「口直し」とかいいますが、
それですね。
どんな気分も「ひきずる」ことも「変える」ことも
選べるんだなあ、と
身をもって感じた夜でした。
皆さんは、どうやって気分転換したんでしょうか・・・?