ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

初トライアスロン完泳記(3)ありがとう

2013年08月21日 | ●日々雑感

 

 

私は何も心配していなかったIちゃんですが、

彼女は彼女なりに、ギリギリで頑張ってくれていたのです。 

彼女が漕ぎきって、トランジションに入ってきたとき、

泣き出した彼女の顔を見て、それがよくわかりました。

 

私なんかより、よっぽど余裕でトライしていると思っていたのに。

私みたいにごちゃごちゃ言わず、

常に一つ高い目標に向かっていくIちゃん、

さすがだな、と思いました。

 

 

そして、何があっても動じないお母さんのようなN姐さん。

35度近くの気温の中、溶けて消えることもなく、

最後まで淡々と走り続けてくれました。

 

3周する周回コースのため、

1周毎に輪ゴムをもらって手にかけるのですが、

「2つ目の輪ゴムをもらうとき、まとめて2個ちょーだいって言いそうになった」

と言っていました。

その言葉に、この日の過酷さと、どんな時もユーモアを忘れない

N姐さんがよく現れていると思いました。

 

 

こんな得難い仲間と、念願の笑顔のゴールを果たすことができ、

本当に幸せでした。

 

 

 

さて、この日までは自分が泳ぎきれるのか、

それだけでもう頭が割れそうにぐわんぐわんしていました。

不安とプレッシャーとで、

「キャーッ」って叫びたくなったり、

逃げ出したくなったりする衝動と闘っていました。

自分のことしか見えていませんでした。

 

それが、この日を迎え、レースが始まってみると、

なんと沢山のボランティアスタッフ、地域の人たち、

そして仲間や家族に支えられて自分が出させてもらっているのか、

ということが身にしみてわかりました。

 

マラソンもそうですが、

私がなんとかレースを乗り切れるのは、

沢山の大切な人たちの、そしてその場の皆さんの

応援のエネルギーをいただけるからだと、

今回も確信しました。

 

 

泳げることに、漕げることに、走れることに、

ほんとにほんとに、ありがとう

 

 

 

Iちゃん撮影



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