「楽しいから笑うんじゃない。
笑うから楽しいんだ」
が、半分本当だと思う理由について、
昨日まで書いてきました。
では、いよいよ(?)
なぜ、半分は本当だと思えないのか、
について、
書いてみたいと思います。
【半分は本当だと思えないのは・・・】
なぜかといえば・・・
これも、半分本当だと思える理由その1と同じで、
「実際やってみてもそうならないから」
というものです。
とくにこれは、
腹を立てている相手に、
「いつも笑顔が大切だよ」
なんて言われたりしたときには、
ほぼ絶対、
笑って気分が変わる、なんて思えません。
というか、そもそも本当に笑うことが
出来ないのです。
顔では作り笑いをしていても、
気持ちはとらわれている負の感情に
しっかり釘付けのまま、なのだと思います。
一時的な落ち込みや、がっかりした気持ちなど、
それが軽いものであれば、
時間とともにもとに軽減し、
やがて自然にリカバリーすることができるでしょうし、
「笑う」ことで、
一時的には除くことも出来るでしょう。
でも。
それがその人の心の奥底の欲求や、
トラウマ的な反応に関わるものである時、
やはりそれは、
そう簡単には除くことが出来ないのだと思います。
こうした、心の奥深くに沈んでいる負の感情は、
いわば重りのようなもの。
気持ちを上げておいても、
放っておくといつの間にか
心をまた負の感情の海に引きずり込んでいきます。
(つづく)