追悼_時間も価値観もまわってる~のかも・・

2010-07-07 01:09:11 | Weblog
 私が皇居周りの本をかいたのは、皇居周辺がぐる~っと、まんまるになっていて、ここが、400年前からの日本の歴史の中心地である事もあるのですが・・実は、平面軸も、時間(歴史)軸も、まんまるに回ってる気がして・・。いろんな考えの人も、身分の高い人も低い人も、時代が変わる時に、それまで培って来た価値観や身分や、一個の命すらも、何の価値観もなくなる時があって、今も価値観の変わる不安定な時期で~、きっと、そんな風に、良い方に回ってるのだか、悪い方に回ってるんだか、分からないけれど、ぐるぐる、この世は、まわってて、そんな時代に残るモノって、いったい何なんだろう?!って、事が見つかるかも~・・と、歴史のヒーローをいっぱい書いたのでした。
 今日は、私の高校の頃の学者ヒーローだった、梅棹忠雄先生が亡くなった事、知らされて、ショックでした。(私の年が分かりますね~。高校の教科書に載っていた、梅棹先生は、当時は、かなり正当派のイケメンでした。その時、書いておられた事は、「たとえば、民族間の争いで、対立しあっていた、アフリカの互いの価値観の違う部族が、ある日、アメリカの人民刈りの人に捕まって、同じ船に乗せられる、誇りあった部族の身分の高い人も、身分の低かった人も、同じ船に乗せられて、前の身分など、何の関係もなくなる、そして、白人社会の中に入れられて、その違いは・・又、なくなり・・白人との能力の差は??」ってな文章で、短くするどく、人間同士の差別の空しさを、ついておられて、当時、いなかっぺ高校生の私は、クダラネ~(兄弟間の被差別 (-"-) に悩んでいたので、救われました~。(カナリ小さな人間です私・・・)   梅棹忠雄先生90才なら、天寿を全うされたというべきでしょうが、こんな風に短的に、時代を、一喝して下さる方が、いてくださったらと思います~  「皇居一周おさんぽガイド」見てくださいね~  7月になって、挨拶はがきアップしました。