お山デビュー（２）

この山頂には、見晴し台のようなものがある。


山頂に立つ見晴し台

これを挟んだ前と後ろが、こじんまりとした広場になっている。
小梅1頭の時は、この廻りをグルグル追いかけっこしたり、
ボール投げをしたり・・・・

裏側の広場は万一人が登って来ても見えないので、『来い』等の服従訓練も
行うことができた。
（我が家の愛犬はまるで集中力がない・・・・
　　　人や犬がいると絶対訓練不可能なのダッ・・・トホホ・・・ ）

　　
かつて、父を襲う山犬の様子！

この見晴し台があるおかげで、追いかけっこの途中に隠れてみたり、
上に登ったり降りたり・・・・
遊びにバリエーションをつけることができた。

しかし、万が一この状況を目撃した人がいたとしたら・・・・？
いい歳した女の山での奇行ッ・・・・・・
かなり退かれたことは間違いない。　　


バカの高上がり！

しかし、小梅がかつて自分がしてもらっていたこの遊びを、
小春にしたのには、ちょっと驚いた。
以前は、この見晴し台の上に自分１人では決して登らなかったのに・・・・

ともかく・・・・・・・・
母に誘導されて、娘もお立ち台へと上がる。

走り回ってハイテンション・・・・・！
　　　てっぺんに立って有頂天・・・・・・！！


そのまた娘による再現・・・『バカの高上がり』アゲイン！

春ちゃん、楽しそうだなぁ～・・・・天下を取った気分かいッ・・・・？！

この頃の小春は、成長してきて気力も体力も充実。
何でもできそうな気分なんだろうなぁ～・・・・
・・・・・何をしても楽しそうだ。
でも実際は、まだまだお子ちゃま・・・・気をつけなければいけない。

ほらほら・・・・・・
ようやく自分が疲れている事に気付いてきたようだ。


ヘナヘナと倒れ込むおバカ娘！

もう、しっかり遊んだサッ・・・・・そろそろお家へ帰ろう・・・・
小梅は何の問題もなく下りれるが・・・・・

　

小春の場合は、大問題（モーマンタイ）・・・・・！！！


へっぴり腰小春！

なぜ、その危険な道を下りようとするッ！！
ちゃんと母さんの後を付いて歩けヨッ・・・・・！！

生後1年位は骨がまだ完成しないので、負担になるようなことを
してはいけないのだヨ、小春ちゃん・・・・・！！

兄弟一向う見ずな所のある小春だ。精々気をつけなくてはいけない・・・・

・・・・・水分補給をした後、帰路へと着く。




・・・・小春はとうとう最後の階段の所で座り込んでしまった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
だから、母さんが「もう帰ろう！」って何度も言ったろう・・・・？

犬に『余力を残す』・・・というコトはできないようだ。




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