ひとりっこ満喫ッ！

小春が入院していた間、この方はどうしていたかというと・・・・・



別段寂しい素振りをみせることもなく、いつもと変わらない毎日を
お過ごしになられていた。

むしろ、ひとりっこ状態になったことを楽しんでいるかのようだった。



以前（ひとりっこ時代）は、朝起きれば・・・・
「さあ、母さんッ・・今日は何で遊びまちかねッ？！」
・・・と、ゲージから出るなりお気に入りのおもちゃをくわえて走り寄るッ！

その後もどこに行くにも「あなたの幸せはアタチと遊ぶことにありッ！」
・・・と言わんばかりに、私の後をつきまとっていたものだ。



ちょうど最近の小春状態か？　
この犬・・・・・・
今とは想像もつかない位、天真爛漫な犬だったのですよ。　

それが今は、呼んでもダルダル・・・・
遊びに誘ってもイマイチ、ノリ悪しッ・・・・
・・・という、１人静かに孤独を楽しむ犬になってしまった。



てっきり大人になったのだ・・・と思っていたが、
今回、昔のようにはしゃいだり、甘えたりする様子を見ていると
もしかしたら・・・・
（例え、暴君のようにマイペースに振る舞っているように見えても・・・・・）
２頭になって小梅なりに気を使い、それなりに折り合いをつけていた
のかもしれないナッ。

そう思うと、急に小梅がかわいそうになってきた。
そうかッ・・・お前、結構気を使っていたのか・・・・・

お前は不器用なヤツだから、春ちゃんが甘え上手であればあるほど
「フンッ、別にアタシはいいのよッ！」って突っ張っていたのかいッ？

それとも、もしかしたら・・・・・
自分は年上だからって、ジッと我慢してたのかいッ？

どっちにしろ、お前に寂しい思いをさせてたのかなッ？
多頭飼いになって結構気は使ってたつもりなんだけどね・・・・・

これからはもっと、生きるのに不器用でちょっと天の邪鬼な小梅さんのことも
気をつけてあげようと思う。



・・・・って、お前ッ・・・・・・
グデングデンで、悲哀のカケラも感じさせないのだが・・・・・・

でも小春が入院前は、確かに小春に気を使っていたし・・・・
（なんとッ・・・
　いつもは独占する電気ストーブの前のザブトン定位置を譲った！）

帰ってきた時も、なにやら小春にベタベタしてたように思う。

なんだかんだって、お前・・・・
春ちゃんがいなくて寂しかったんだろうッ？



もう春ちゃんはどこへも行かないよ・・・・・
これからも、ずっと二人だ・・・・・・

オバアチャンもおまいらが幸せ感じるように頑張るからさッ・・・・



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