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新年おめでとうございます

「わだい」653-1
新年をいかがお迎えでしょうか
 平和で明るい一年になることを願っておりましたが、早々にアメリカトランプ大統領が、イラン軍の司令官を殺害したと発表しました。
 これに先だって安倍総理は、戦争の危険が高まっている地域へ自衛隊を派遣する事を決めました。
 各国は、アメリカとイランに自制を求める声明などを発表しました。
 共産党の志位委員長は、アメリカの行動を強く非難する見解を明らかにしました。
希望ある世界の流れ
 アフガニスタンで、現地で銃撃され死亡した中村哲医師は、水路を開き、麦を植え「飢えと貧困をなくすことで平和を」と願っていました。
 昨年来日したローマ法王は、広島・長崎を訪問し、核兵器は持つこと自体が罪と話し、違った文明や宗教が仲良くし平和になることを願っていました。
 17歳の少女、スウェーデンのグレタ・トゥーンベリーさんが訴えた「地球環境を急いで守れ」は急速に広がり、特に若い人たちが世界的規模で立ち上がっています。
 東南アジアの国々は、紛争が起きそうになっても、戦争だけはしない、何回でも話し合って解決しようと決めて守っています。
チコちゃんに叱られないように
 希望ある方向が見えているのに、大国アメリカ大統領が軍事力で世界を意のままにしようと動き、地球の環境問題に背を向けています。
 安倍総理は、アメリカいいなりで、軍備増強に莫大なお金をつかおうとしています。
「ボーとして生きている」とチコちゃんに叱られないために、何がどうなっているか?私たち一人ひとりが、本当のことを知ろうとする努力が大切になっていると思います。
鹿島区問題も
南相馬鹿島区問題も、みんなで「ボーとし」てたら次の世代の人たちに申し訳ないことになるのではないでしょうか。
 合併の約束・基本理念にある自治区枠は、南相馬市にお金がなくなっている可能性が強まっています。(裏面参照)
 自治法によって守られているはずの「基本理念」・「自治区枠」をうやむやに終わらせてはなりません。
本当のことを知ることが
民主主義の始まり
 赤旗読者ニュース「わだい」は、今回で653号となりました。
 皆さんのお顔を想い浮かべながら書き続けています。皆さんに感謝します。
 主人公である市民が本当のことを知って初めて意見をいうことが出来ます。
 本当のことを知っていただいて、皆さんの意見が世論となって政治が変わった経験を、鹿島町時代から何回も経験してきました。
 さらに多くの方々に新聞「赤旗」や「わだい」を読んで、声を大きくしていただき、政治の不条理をただし、是正させる努力をせざるを得ないと思っています。
 読んでいただけそうな方をご紹介いただくなどのご協力をお願い申し上げます。

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保育園の入所希望ゼロ 放射能とどう向き合うか

ふるさと再生 大きな盲点

 桜井市長は、9月10日付け民報新聞の特集記事で、「古里再生 着実な歩み実感」として、小高区の学校再生などの状況や、「セデッテ鹿島」に30万人来場した事などを上げています。
 しかし、今日の議会質問でも取り上げられていましたが、来年3月の指定解除に合わせて開設を予定した小高区の保育園の入所希望はゼロという結果になっています。
 いま南相馬に住んでいる小高区の子どもを対象にした調査なので、まして避難している人の希望はほとんどあり得ません。
 小高区内に小中学校の準備をしても、いま住んでいる近くの学校への入学、転校希望が相次ぐようにならないか、懸念がないのだろうか。
 準備宿泊に1198人が申しこんだというが、年齢構成をどう見ているのか調べているのか、心配である。
 「若者がいないと、県、町はいずれ滅びるので、第一に未来の若者に対しての環境づくりが最も大切」、これは、「完全賠償をさせる会」アンケートへの回答のひとつだが、非常に大事な問題を示唆していると思う。
 放射能の不安にどう立ち向かうか、この問題への取り組みなしに若者は戻らないのではないか。
 「着実な歩み実感」どころでない現実を直視すべきでないか。

 放射能の正しい理解に近づくために

 桜井市長は、完全賠償の会の申し入れの際に、「ここは人が住むべきところではない汚染状況だ」と講演して帰った学者が居たが、そういう学者には2度と来てもらいたくないとおこ(怒)っていました。
 心配だという学者と心配ないという学者をよんで、同じところで話してもらって、市民が質問し、意見交換などして放射能とどう向き合うべきか、みんなで考えていく為のシンポジウム開催を求めたときのことでした。
 2度と来てもらわなくても、若者のネット社会では、様々な情報が氾濫しています。
 情報と云えば、一時は神様的存在だった東大の児玉教授、彼も怖さをあおったのではないかと思っています。セシウムの半減期は30年と講演していました。現実には4年たって空中線量はほぼ半分になっています。30年後には4分の1になると今日の新聞には出ていました。
 どちらが正しいのか、なかなか分からない、これが市民の現実ではないでしょうか。
 両方の人、中間の人の考え方を同じところで話してもらって、いろいろ聞いてみる。そしてこそ、みんなで正しい理解に近づいていけるのではないでしょうか。
 これからどうするかの参考になるのではないでしょうか。
 上から目線で、「大丈夫だ帰ってこい」と云っても市民、特に若者の不安はなくなりません。

 風評被害の払拭のために

 若者の必要以上の不安解消と共に、風評被害の克服が南相馬の復興には欠かせない課題と思います。
 国や県の云うことへの不信感、これが決定的と思います。
 汚染米問題に見られる、原子力規制委員会の研究・調査の成果隠蔽とみられるあり方、これらが、若者の帰還への不安、風評被害の要因になっているのではないでしょうか。
 現実には、事故後4年経過し、セシウムなどがどうなっているか、農作物は魚などにどう影響しているのか、メカニズム(仕組み)が、農水省や、大学、民間の研究が進んで分かっていることが多くなっていると思います。
 分かっていることを公表し、内外の学者・研究者の英知を結集して対策を考えるように、金に糸目をつけないでやるべきです。命の根源、大地を汚してしまった罪の意識を自覚して。
 行政への信頼回復が大切です。南相馬市は規制委員会のいいぶんを再確認するなど、何が正しいのか明らかにし、抗議しなければならない点があれば堂々と抗議の意志を市長・市議会として明確にすべきです。
 市長は汚染米の原因について、「解明を引き続き求めていく」と答弁していましたが、国と東電は、「どうぞ求め続けて下さい」で終わりのような気がします。
 あいまいにしたままでは廃炉作業への不安はなくならず、行政の信頼は得られません。風評被害もなくならず若者も戻るようにはなりません。
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ブログ人、はじめました。

はじめまして。
OCNブログ人でブログをはじめました。
このブログでは,私の想いと南相馬市政の報告について、書いていきたいと思います。

長年?ホームページを開設したいと試みてきましたが、忙しくて?中途で終わっていました。

ブログなら簡単と聞きましたので「試しに」と思って始めました。

この頃つくづく想うことは、悪い政治はどんな犯罪よりも罪が重いということです。

秋葉原の無差別殺傷事件だって、まじめの働こうとしている人間が、この先の見通しを失わさせられたことによると思います。

人の命を奪う残虐行為に弁解の余地はないと想いますが、まじめに働けば、誰でも結婚して子供を育てられる社会であったら、絶対にとはいえませんが、あり得ない犯罪と想います。

大会社の都合でいつでも首を切れる派遣労働で、どれだけの若者の人生の希望が失われつつあるかに心が痛みます。

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