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郡俊彦のブログ
赤木ファイルと沖縄 心温まる交流に励まされます
「わだい」の画像ですが、字が細かく読みづらいので下段に文章をコピーしました。
「どうにもならない」と思わされがちな中で
不正や不条理を正そうとする人達がいました
政府も南相馬市も説明がつかない大事なことをそのまま押し通そうとしています。
「嘘つきはドロボーの始まり」と子供に教え、「武士は食わねど高ようじ」と、不正にくみしない事を誇りにしてきた日本の文化は、どこへいったのかと思わされる昨今です。
そんな中、読んでいて心が洗われるような気がしました。6月22日の「文春オンライン」の記事です。以下はその内容です。
「森友文書改ざん事件”で夫を亡くした赤木雅子さんが沖縄のハンスト会場に向かった理由」
雅子さんの夫、赤木俊夫さんは、上司にさせられた改ざんの詳細を職場で記録に残していた。「赤木ファイル」と呼ばれるその記録の開示を裁判で求めると、国は人名などを黒塗りにしてから出すと通告してきた。それでは誰がどう改ざんを指示したのかわからない。
これに対し「国は疑念に応えるため、すべてを開示するべきだ」と求める社説を、沖縄県の地元紙、沖縄タイムスが掲載した。
「遠い沖縄でも関心を持ってくれた」
これをきっかけに雅子さんは5月、生まれて初めて沖縄を訪問。新聞社を訪れ感謝を伝えた。その際「せっかく来たのなら」と、沖縄タイムス記者の紹介でお会いしたのが、戦争の遺骨収集をボランティアで続けている具志堅隆松さん(67)だった。
5月の訪問時、具志堅隆松さんと初めて会った赤木さん
沖縄戦で犠牲になった住民。日本軍や米軍の軍人。激戦地だった本島南部のいたるところに遺骨は埋まっている。いくら収集しても終わりはない。ところが国はこの地域の土砂を、辺野古の米軍基地建設の埋め立てに使おうとしている。戦死者の遺骨を、敵だった米軍の基地のために埋め立てるとは、本来なら保守派や右翼・愛国者が真っ先に怒りの声をあげるべきところだろう。しかし実際に声をあげたのは具志堅さんだった。「遺骨の混じった土砂を埋め立てに使うのは人道上許されない」と訴えたが、国からはまったく誠意ある返事が返ってこない。
雅子さんも、夫の死を招いた改ざんの真相を知りたいと訴えているが、国から誠意ある答えはない。立場が同じだと感じる。だからこそ具志堅さんに尋ねた。それでもくじけず、国に訴え続けるのはなぜなのか?
「……不条理のそばを黙って通り過ぎるわけにはいかないからです」
簡潔だが真理を突いた答え。「自分もくじけずに訴え続けよう」と誓ったのが、ひと月前のことだった。
ハンストで埋め立てに抗議
それからひと月、具志堅さんがハンスト=ハンガーストライキに乗り出した。6月23日は沖縄戦で組織だった戦闘が終わった沖縄慰霊の日。その日まで5日間ハンストを続け、遺骨を含む土砂を使う埋め立てに抗議する。
雅子さんはこれを開始当日の19日にネットのニュースで知った。
23日に雅子さん自身の裁判を控えタイトな日程ではあったが、出発前にPCR検査を受けた上で、日帰りで沖縄を訪れることになった。
「今度は私が応援したいと思って飛んできました」
6月21日午後2時、沖縄戦の犠牲者を悼む本島南部の平和祈念公園。23日に追悼式典が開かれるこの場所で、具志堅さんはハンストを続けている。その日、朝の便で沖縄に着いた雅子さんは、そっと近づき声をかけた。
「具志堅さん、赤木雅子です。ひと月前にお会いしました。遺骨収集の様子を見せて頂いた……」
「えっ、いやあ~いらしたんですか?」
「あの時はありがとうございました。すごく励ましてもらって。今度は私が応援したいと思って飛んできました」
具志堅さんは、改ざんで死に追い込まれた赤木俊夫さんを、沖縄戦の犠牲者に重ね合わせた。
「国の不条理を背負わされて、つぶされてしまったと思うんですよ。こういう不条理のそばを黙って通り過ぎる訳にはいかない。二度とこういうことを起こしてはいけない、ということが生かされない。沖縄戦の犠牲者も同じです」
「はっきり間違っていると言い切れることはそうそうありません。でも戦争で亡くなった人の遺骨を埋め立てに使うというのは、はっきり間違っているんです」
「一体何度殺したら気が済むんだろう」
ハンスト会場には、遺骨入りの土砂による埋め立てについて「戦没者を二度殺すようなもの」と書かれていた。これに雅子さんは目をとめた。
「夫の作った赤木ファイルを黒塗りして出すのも、夫を二度殺すようなものです。沖縄の遺骨もそうだと思いますが、一体何度殺したら気が済むんだろうと思います」
それに具志堅さんも「国は間違っていたということを示すために、黒塗りなしで書類を出すべきです」と共感を示した。
ハンストはこの日で3日目。雅子さんは体調を気遣った。
「ニュースで見て駆けつけたんですけど、お元気そうでよかったです」
「から元気ですよ」
「そうですよね。お腹も空っぽですよね」
「国会議員が来てくれるより力が出ます」
具志堅さんは、ハンストが終わったら沖縄料理の「フーチャンプルー」を食べますと、にっこり笑った。そして感謝の思いを伝えた。
「激励に来てくれたとわかって『人間生きてるといいことあるな』と感じましたよ。国会議員が来てくれるより力が出ます」
その言葉に逆に力をもらった雅子さん。
「やっぱ来てよかったわ」
滞在わずか8時間の弾丸ツアーで駆けつけた甲斐があった。
◇ ◇ ◇
夫を死に追いやった改ざんの真相を知りたい赤木雅子さん。戦没者への冒とくとなる遺骨の埋め立てを食い止めたい具志堅隆松さん。国を相手にした二人の闘いは、ともにあす23日、大きな節目を迎える。
以上が文春オンラインの相澤冬樹記者の記事です。カットした部分と黒字で強調は郡です。
「首相夫人の名前は消した方がよい」「麻生財務大臣、安倍晋三首相の部分は修正の必要あり」と改ざんを上から指示する文書が「赤木メモ」から出てきました。
故赤木俊夫さんの当時の上司、佐川近畿財務局長を国税局長に栄転させた麻生財務大臣は、「再調査するつもりはない」と証拠が出てもシラを切って通すつもりのようです。
6月23日昼、追悼式典のNHK特集は、「遺骨や遺品の混じる土を埋め立てに使わない」ように検討されてるかに伝えていますが、政府は進める方針に変化なし? 今のところ。
遺骨を掘る人達がニュースになったこと、赤木ファイルが出たことは一歩前進、頑張れ!!
不正や不条理を正そうとする人達がいました
政府も南相馬市も説明がつかない大事なことをそのまま押し通そうとしています。
「嘘つきはドロボーの始まり」と子供に教え、「武士は食わねど高ようじ」と、不正にくみしない事を誇りにしてきた日本の文化は、どこへいったのかと思わされる昨今です。
そんな中、読んでいて心が洗われるような気がしました。6月22日の「文春オンライン」の記事です。以下はその内容です。
「森友文書改ざん事件”で夫を亡くした赤木雅子さんが沖縄のハンスト会場に向かった理由」
雅子さんの夫、赤木俊夫さんは、上司にさせられた改ざんの詳細を職場で記録に残していた。「赤木ファイル」と呼ばれるその記録の開示を裁判で求めると、国は人名などを黒塗りにしてから出すと通告してきた。それでは誰がどう改ざんを指示したのかわからない。
これに対し「国は疑念に応えるため、すべてを開示するべきだ」と求める社説を、沖縄県の地元紙、沖縄タイムスが掲載した。
「遠い沖縄でも関心を持ってくれた」
これをきっかけに雅子さんは5月、生まれて初めて沖縄を訪問。新聞社を訪れ感謝を伝えた。その際「せっかく来たのなら」と、沖縄タイムス記者の紹介でお会いしたのが、戦争の遺骨収集をボランティアで続けている具志堅隆松さん(67)だった。
5月の訪問時、具志堅隆松さんと初めて会った赤木さん
沖縄戦で犠牲になった住民。日本軍や米軍の軍人。激戦地だった本島南部のいたるところに遺骨は埋まっている。いくら収集しても終わりはない。ところが国はこの地域の土砂を、辺野古の米軍基地建設の埋め立てに使おうとしている。戦死者の遺骨を、敵だった米軍の基地のために埋め立てるとは、本来なら保守派や右翼・愛国者が真っ先に怒りの声をあげるべきところだろう。しかし実際に声をあげたのは具志堅さんだった。「遺骨の混じった土砂を埋め立てに使うのは人道上許されない」と訴えたが、国からはまったく誠意ある返事が返ってこない。
雅子さんも、夫の死を招いた改ざんの真相を知りたいと訴えているが、国から誠意ある答えはない。立場が同じだと感じる。だからこそ具志堅さんに尋ねた。それでもくじけず、国に訴え続けるのはなぜなのか?
「……不条理のそばを黙って通り過ぎるわけにはいかないからです」
簡潔だが真理を突いた答え。「自分もくじけずに訴え続けよう」と誓ったのが、ひと月前のことだった。
ハンストで埋め立てに抗議
それからひと月、具志堅さんがハンスト=ハンガーストライキに乗り出した。6月23日は沖縄戦で組織だった戦闘が終わった沖縄慰霊の日。その日まで5日間ハンストを続け、遺骨を含む土砂を使う埋め立てに抗議する。
雅子さんはこれを開始当日の19日にネットのニュースで知った。
23日に雅子さん自身の裁判を控えタイトな日程ではあったが、出発前にPCR検査を受けた上で、日帰りで沖縄を訪れることになった。
「今度は私が応援したいと思って飛んできました」
6月21日午後2時、沖縄戦の犠牲者を悼む本島南部の平和祈念公園。23日に追悼式典が開かれるこの場所で、具志堅さんはハンストを続けている。その日、朝の便で沖縄に着いた雅子さんは、そっと近づき声をかけた。
「具志堅さん、赤木雅子です。ひと月前にお会いしました。遺骨収集の様子を見せて頂いた……」
「えっ、いやあ~いらしたんですか?」
「あの時はありがとうございました。すごく励ましてもらって。今度は私が応援したいと思って飛んできました」
具志堅さんは、改ざんで死に追い込まれた赤木俊夫さんを、沖縄戦の犠牲者に重ね合わせた。
「国の不条理を背負わされて、つぶされてしまったと思うんですよ。こういう不条理のそばを黙って通り過ぎる訳にはいかない。二度とこういうことを起こしてはいけない、ということが生かされない。沖縄戦の犠牲者も同じです」
「はっきり間違っていると言い切れることはそうそうありません。でも戦争で亡くなった人の遺骨を埋め立てに使うというのは、はっきり間違っているんです」
「一体何度殺したら気が済むんだろう」
ハンスト会場には、遺骨入りの土砂による埋め立てについて「戦没者を二度殺すようなもの」と書かれていた。これに雅子さんは目をとめた。
「夫の作った赤木ファイルを黒塗りして出すのも、夫を二度殺すようなものです。沖縄の遺骨もそうだと思いますが、一体何度殺したら気が済むんだろうと思います」
それに具志堅さんも「国は間違っていたということを示すために、黒塗りなしで書類を出すべきです」と共感を示した。
ハンストはこの日で3日目。雅子さんは体調を気遣った。
「ニュースで見て駆けつけたんですけど、お元気そうでよかったです」
「から元気ですよ」
「そうですよね。お腹も空っぽですよね」
「国会議員が来てくれるより力が出ます」
具志堅さんは、ハンストが終わったら沖縄料理の「フーチャンプルー」を食べますと、にっこり笑った。そして感謝の思いを伝えた。
「激励に来てくれたとわかって『人間生きてるといいことあるな』と感じましたよ。国会議員が来てくれるより力が出ます」
その言葉に逆に力をもらった雅子さん。
「やっぱ来てよかったわ」
滞在わずか8時間の弾丸ツアーで駆けつけた甲斐があった。
◇ ◇ ◇
夫を死に追いやった改ざんの真相を知りたい赤木雅子さん。戦没者への冒とくとなる遺骨の埋め立てを食い止めたい具志堅隆松さん。国を相手にした二人の闘いは、ともにあす23日、大きな節目を迎える。
以上が文春オンラインの相澤冬樹記者の記事です。カットした部分と黒字で強調は郡です。
「首相夫人の名前は消した方がよい」「麻生財務大臣、安倍晋三首相の部分は修正の必要あり」と改ざんを上から指示する文書が「赤木メモ」から出てきました。
故赤木俊夫さんの当時の上司、佐川近畿財務局長を国税局長に栄転させた麻生財務大臣は、「再調査するつもりはない」と証拠が出てもシラを切って通すつもりのようです。
6月23日昼、追悼式典のNHK特集は、「遺骨や遺品の混じる土を埋め立てに使わない」ように検討されてるかに伝えていますが、政府は進める方針に変化なし? 今のところ。
遺骨を掘る人達がニュースになったこと、赤木ファイルが出たことは一歩前進、頑張れ!!
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解明が必要です 南相馬の新庁舎建設計画 読みやすくしました
すみませんでした
皆さんに読んでいただきたいと思い。「わだい」を画像にして貼り付けてきましたが、拡大して印刷できないことを知りました。
大変読みづらいまま続けてきて済みませんでした。
試みに、「わだい」の記事をコピーして貼り付けてみました。
これからこの方法にしたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
「わだい」679号の記事です。
真実への手がかり
気になっていた合併の約束「新市建設計画」の進み具合について、情報公開を請求したのは、2018年(h30)8月でした。
9月にいただいた資料を見てタラソ20億円他の鹿島区事業が棚上げになっていることに驚いて、皆さんにお知らせし、市長へ要望したりして間もなく3年目になります。
「タラソのお金は庁舎建設に回されたのではないか」と云う疑問が浮かびましたが、あくまでも疑問でした。
それが、「わだい」687号以来の展開で、さざまな疑問が解ける流れがつながったのです。
推理小説の最終章のように見事に証拠がつながったのです。
気づかずにいたのがうかつでしたが、2015年(h27)6月議会で「現庁舎は耐震改修済みで耐用年数は20年間、新築は2028年(h40)頃」と答弁してわずか4ヶ月で市の方針が変わり2025(h37)年まで建設となり、それ以来、耐震改修済みの事実が市の庁舎建設にかかる内外の会議の資料から消えてしまって現在に至っているのです。
その理由に真実への手がかりがありました。
気になっていた合併の約束「新市建設計画」の進み具合について、情報公開を請求したのは、2018年(h30)8月でした。
9月にいただいた資料を見てタラソ20億円他の鹿島区事業が棚上げになっていることに驚いて、皆さんにお知らせし、市長へ要望したりして間もなく3年目になります。
「タラソのお金は庁舎建設に回されたのではないか」と云う疑問が浮かびましたが、あくまでも疑問でした。
それが、「わだい」687号以来の展開で、さざまな疑問が解ける流れがつながったのです。
推理小説の最終章のように見事に証拠がつながったのです。
気づかずにいたのがうかつでしたが、2015年(h27)6月議会で「現庁舎は耐震改修済みで耐用年数は20年間、新築は2028年(h40)頃」と答弁してわずか4ヶ月で市の方針が変わり2025(h37)年まで建設となり、それ以来、耐震改修済みの事実が市の庁舎建設にかかる内外の会議の資料から消えてしまって現在に至っているのです。
その理由に真実への手がかりがありました。
都合の悪い事実を消した理由は お金の問題です。
当初60億円、現在75億円の財源は合併特例債55億円、基金積み立て20億円です。
財政計画の準備金はゼロでした。
たまたま、政府が合併特例債を活用する「新市建設計画」の期限を10年延長し、計画変更を全国に指示しました。
合併特例債は、地域間の格差をなくしたり、連絡道を整備するなど、合併を促進するための政府が補填する借入金です。
執行部内での議論は不明ですが、結果的に73%を筋違いの特例債を借り入れるために、つかえる最終年度を建設の期限としたのです。
「耐用年数ではまだ使えるはず」の疑問が出ないよう、その後の市の文書からは、h20・21年の耐震改修の経過は今も消されたままです。
財政計画変更も隠した「最小限の文言の修正」
議会が庁舎建設を決めたのは、2016年(h28)3月議会での「新市建設計画」の見直しですが、「財政計画の検討も必要ではないか?」との議員の質問に「必要最小限の文言の修正」なので(必要なし)と押し切っています。
その前年末の「新市建設計画」のパブリックコメントのお知らせも1月の地域協議会もおおむね同じ説明で通しています。
ところが、「新市建設計画」の中で財政計画の変更をやっていたのです。
この変更の中で2024~25年度(h36~37)に30億円ずつ計60億円の上積みをしています。建設目標年度と合致します。
財政計画に関する質問に答えず、文言の修正で逃げています。隠していたとしか言いようありません。
議員の皆さんは資料を見ていたのだろうか。
自治法違反も 知られて困る内容があったから
「地域協議会にはからねばならない重要事項」についての法と条例違反も何回も書いてきましたが、単なる間違いではなく知られて困る内容があったからということになります。
法の目的を裏切る違反行為で悪質といわざるを得ません。
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どこで どういう話しで決まったのか 解明が必要です 新庁舎建設計画
好天候が続き忙しく、前回号の「わだい」載せるの遅れ、申し訳ありません。
677号から、「南相馬市の大問題」は、新市庁舎建設がどう決まったのか、市長や市議会はどう関わっていてのか、市当局はなにを隠そうとしていたのか、普通には考えられないあり方が次々と出てきています。これまで指摘してきたことがつながってきました。
この段階で、市長秘書室と市議会はメールで送付してきた「わだい」を受け取らない対応をしてきました。迷惑メール扱いです。
市民に報告すべく市政の内容を、隠し通そうとしていると思われます。
こんな事を許しておけないのではないでしょうか。
みんなが一体感の持てる、これからの南相馬市のために
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