KSB社員の語り場

近代システムビューロー株式会社(KSB)の社員が交代で何かを語ります。
東京・福岡・名古屋の3拠点からお届けします。

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2021年07月30日 18時00分03秒 | 名古屋支社からの発信

こんにちは。

名古屋支社の本間です。

 

今回は、飼っているペットのヘビの調子が悪かった時の話をします。

ヘビという生き物は通常の餌やりの頻度が、

子供の頃でも2、3日に1回、ある程度大きくなれば1週間〜2週間に1回で良いという

元々の食事回数がヒトと比べると少ない生き物です。

その間隔として、おおよそではありますが、うんちをしたら餌をあげる。

くらいの間隔で、餌をあげていれば問題無し。

むしろそれ以上あげてると、太り過ぎてしまう!という生き物です。

なので、基本的に上記の方針で餌をあげるのですが、

ストレスが溜まってしまっている状態であったり、

気温の寒暖差が大きくなってしまったり、

はたまた、何となくだったりだとかで、

餌を食べなくなってしまう事があります。

 

セイブシシバナヘビちゃんをお迎えして少しした頃、

秋口にお迎えをしたので、季節の変わり目が近く、

少し気温が下がり始めた時期でした。

 

それまで口元で餌を動かすと元気良く食べてくれていたのが、全く反応せず。

仕方が無いので、一晩ケース内に餌を置いておいたものの、

朝になっても食べた様子はありませんでした。

 

そこから数日おきに餌をあげてみるも、嫌そうなそぶりを見せたり、

全く興味を示さなかったりと、全く食べてくれず。

隣のケースではコーンスネークちゃんが物凄い勢いで餌を食べてくれますが、

セイブシシバナヘビちゃんはうんともすんとも言いません。

 

あまり私も知識が無い状態なので、

焦りつつも色々調べ、ケースの温度をしっかり一定に保ち、

まだ子供のヘビだったので、ずっと食べないとそのまま死んでしまう可能性もあり、

日々、体重を測って状態の管理だけは徹底していました。

そんなことを続けて、胃が痛くなりながら1ヶ月ほど経ち、

1度、餌を2つに切ってあげて見ることに。

 

2つに切った餌を、ケースの中に置き、しばらく見守ると…

セイブシシバナヘビちゃんが餌に寄っていき、モゾモゾと食べる姿が!

 

1ヶ月何も食べていない子供のヘビだったので、

心から安堵すると共に、

全力で餌をほおばる愛くるしい姿を久しぶりに見る事ができ、

全米が泣いた!と言わんばかりに感動したことを覚えています。

 

結局、何で餌を食べなかったのかは、

温度のせいなのか、気が乗らなかったのか全く分かりませんが、

犬や猫のように鳴き声で気持ちを伝えられない子たちなので、

しっかりと状態を見てあげることで、

些細な違いに気付いてあげられることが必要となってきます。

今年の冬も同じ思いをしないように、

しっかりと温度管理をしてストレスを溜めないようにお世話していきたいですね!

 

ちなみに餌は冷凍のマウスなので、

食べている姿がとても可愛いのですが、

見た目がちょっとここでは相応しく無いので、自粛させて頂きます。

うちの冷凍庫には昨日のおかずと、冷凍マウスが並んでINしております。

 

 

また機会があれば、次はコーンスネークちゃんが風邪を引いた話でも、

させて貰おうかと思います。

 

長々と失礼しました。


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インクの世界

2021年07月28日 16時03分05秒 | 九州支社からの発信

こんにちは。九州支社の古田です。

みなさん、万年筆インクをご存じでしょうか。
万年筆のインクといえば、黒や青、茶色などの
イメージが強いかと思いますが、実はたくさんの色があります。

海外では、公文書等のサインでは青が主に使われているらしいのですが、
同じ青1つにしてもインクの種類は何百種類とあります。

また、ボールペンやサインペンのインクとは違い、
書いた線に濃淡が出たり、青いインクなのに光の反射で赤く光ったり、
ベースの色とは違う色で滲んだりします。

最近、その万年筆用のインクを集めるのにハマってしまい、
気づけば100種類近くのインクを購入していました…

ご当地限定だったり、期間限定販売のものもあるので、
その中からお気に入りの色を探すのはとてもワクワクします!

中でもお気に入りのインク3つを紹介したいと思います。

①PILOT 色彩雫 「孔雀」
 孔雀のような綺麗なブルーグリーンです。
 初めて購入したインクなので思い入れもあります。

②SAILOR 四季織 「利休茶」
 書き始めは暗めのグリーンですが、時間が経つと渋い茶色になっていきます。

③SAILOR インク工房 「123」
 紙によって色が変わる不思議なインクです。
 写真ではわかりにくいですが、
 グレーの中にピンクやイエローが浮き出てきてとても綺麗です。

万年筆インクは文字を書くのはもちろん、
イラストなどの様々な表現に使えるのも魅力のひとつです。
気になった方はお気に入りの色を見つけてみるのはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!


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夏やさい

2021年07月19日 09時26分49秒 | 九州支社からの発信

こんにちは。九州支社の中村です。

日ごとに暑さのつのるこのごろですが、いかがお過ごしでしょうか。

私は在宅勤務ということもあり、外は暑いのですっかり家引きこもってます。
そんな私がほぼ毎日出ているのが、ちっちゃな庭。って家のなかですね...

何をしに行くかというと、家庭菜園の収穫です。

今、植わっている食べれる植物は、ミニトマト4種類、キュウリ、コーン、アスパラ、ニラ、紫蘇、ローズマリー。。。
ずぼらな初心者なので育てるのが簡単で、手間がいらなくて、あまり虫が来ないラインナップ。

植えた後はやることといったら、ほぼ収穫のみ。

それでも見回りを数日さぼると
アスパラは2m近く伸びてて食べれなくなってたり
キュウリはお店で売ってるキュウリの3倍ぐらいにふくれてたりします。

ふくれてるキュウリも美味しく食べれるのでかまわないんですが、息子に「でか!」って毎度爆笑されます。

ミニトマトは、まだ実が青いので、早く赤くならないかな~♪と1ヶ月くらい見守り中...
1つ赤くなると次々赤くなって毎日のように小ザルいっぱい取れて
真っ赤になってから収穫するとすごく甘いので待ち遠しいです。

ローズマリーは、じゃがいもと一緒にオリーブオイルで炒めて塩を振るだけでもとっても美味。
お肉を焼くときに入れるだけで料理上手ぽくなる(?)し、1年中採れるのでハーブを1つ植えるならコレお勧めです。

暑い日が始まります、しっかり食べて乗り切りましょう。それでは。


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ギリシア神話、そして宇宙論

2021年07月13日 13時26分10秒 | 東京支社からの発信

こんにちは、東京支社五年目の竹下です。

突然ですが、ギリシア神話をご存知でしょうか?
そうです、主神ゼウスがハッスルするギリシャ版源氏物語です(偏見)。

私も詳しくはないのですが
ギリシア神話は主神「ゼウス」を信仰していたドーリア人がギリシャ周辺の国々に移住する際、
「ゼウス」と移住先の原住民が信仰している神との関係性を物語で示して融和を図ったのが始まりだと言われているみたいです。
(「俺らの神とお前らの神、実は夫婦だったのさ。じゃあ俺らもアミーゴだね!HAHAHA!」みたいなイメージ。)
各地でゼウスをその土地の神と結婚させたり子を産ませたりしていた話を詩人が良い感じにまとめた結果
ゼウスは浮気者として定着してしまったわけですね。

元々が一つの物語として作られたわけではない為、文献によって内容や各神の関係性などが微妙に違うそうです。

ただ、おおよそどの話でも共通しているのが
「世界の始まりはカオス(混沌)である。」
という内容とのこと。


カオス(混沌)とは何でしょうか?
Wikipedia先生に聞いてみましょう。
以下、Wikipediaより引用(*1)
"ヘーシオドスの『神統記』に従うと世界の始まりにあって存在した原初の神である。
世界(宇宙)が始まるとき、事物が存在を確保できる場所(コーラー)が必要であり、
何もない「場」すなわち空隙として最初にカオスが存在し、そのなかにあって、例えば大地(ガイア)などが存在を現した。"
なるほどわからん。

つまりカオスとは何もない「場」(≒空間)そのものである。
といったところでしょうか。


一方、「場」については現代の宇宙論でも似たような考え方があります。
宇宙論というのは、宇宙について科学的に説明する為の学問で、宇宙の始まりを説明しようとする有名な「ビッグバン宇宙論」もその一つです。
とある宇宙論によると「場」というのはある力が作用する空間のことを指しており、
例えば重力が作用する空間である「重力場」や、空間そのものである「真空の場」等があるとされています。
(余談ですが、「真空の場」は空間を広げようと膨張する力が作用するらしいです。)
それらの「場」がすべてミルフィーユのように重なり合い、影響しあって我々の存在する「宇宙」があるのだそうです。


もう少し神統記(ギリシア神話)における世界について見てみましょう。
以下、Wikipediaより引用(*1)
"『神統記』によれば、カオスの生成に続いてガイア(大地)が生まれ、
次に暗冥の地下の奥底であるタルタロスが生まれた。
また、いとも美しきエロース(原愛)が生まれた。"

どうでしょうか。
カオスとは何もない「場」そのものである。(≒真空の場と言える?)
そしてカオスに次いで生成されたガイアとタルタロス、エロスはそれぞれ大地、奈落、性愛そのものであり、それらを支配しているとされています。
それらをカオス同様「大地の場」「奈落の場」「性愛の場」とする時、
それらが揃って「世界」であるという考え方は実際の宇宙に少し似ていると思いませんか?


神統記は紀元前700年ごろのお話。
上記の宇宙論は100年以内に提唱された理論だったと思います。
約2600年前の物語が、科学が発達し、実際の宇宙を観測した結果に基づいて導かれた考え方と似ている。
まさに事実は小説より奇なり、といった感じです。

ギリシア神話も宇宙論も聞きかじったにわか知識なので間違っていたりするかもしれませんが
コロナ禍でどうしようもなくやることがない人は色々雑学を身に着けてみると意外なところで共通点を見つけられて面白いかもしれませんよ。

以上、竹下でした。


-引用-
*1 「カオス」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。
最終更新日時 2021年4月4日 (日) 00:52 UTC
URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%AA%E3%82%B9


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