消費税上げ、法案付則案を自民部会・政調審が了承(2011年度から?)
付則:「早ければ11年度から増税を実施する」とした麻生首相の意向を踏まえ、「消費税を含む税制の抜本改革を行うため、11年度までに必要な法制上の措置を講じる」とした。(2段階方式)
経済対策の効果が全く見えないうちから消費税上げを決定してしまうのもいかがなものかと思うが、2011年7月にはテレビのアナログ放送終了で地上波デジタルテレビへの買い替え需要がおきる。まだアナログテレビを使っているご家庭はたくさんあるはずだから、その経済効果は大きい。
どうせいずれ買い替えなければならないのだから、地デジのテレビは消費税が上がる前の2010年度中に買っておいたほうがよさそうだ。(僕はもう買い換えたけど。)テレビに限らず大きい買い物は早めにすませておいたほうがよいかもしれない。
そんなふうに考える人は多いだろう。でも、もしかしたらこれは消費税増税を宣言して国民の駆け込み需要による経済効果をもくろんだ自民党の奇策かもしれない。あるいはテレビの買い替え需要に便乗して(単年度ではあるが)さらなる税収を見込んでいるのかもしれない。
僕の考え過ぎだろうか??
でも、テレビを買い換えるのは大変というご家庭も多いのだろうなぁ。。地デジのテレビはそんなに安いものではないし。
----------------------
翌日追記:
結局、消費税の件は玉虫色の文言で付則を書くことで決着した。どうにでも読み取れる便利な言い方だ。この日オバマ大統領は就任後の初仕事で大きな案件をいくつもスピーディにこなしたのと日本の意志決定プロセスの遅さが際立った1日となった。
関連記事:
消費税上げ、法案付則案を自民部会・政調審が了承(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090122-OYT1T00464.htm?from=main3
ブログ執筆のはげみになりますので、1つずつ応援クリックをお願いします。