今日のつぶやき。（福島原発関連）

http://twitter.com/ktonegaw/

放射能拡散のシミュレーション画像って、科学的には正確なのだけど、配色がどぎついし、配色と数値の対応が対数目盛のバーだから、科学にうとい人が見ると必要以上に心配するだろうなと思った。http://bit.ly/eY9gtu

放射能は目に見えないからこそ、科学者や政府、東電、マスコミは「見せ方」に配慮が必要ですよね。いきなり７３０万倍とか言われたり、濃い色彩で見せられたら素人はびっくりしてしまいますし。

注意：そもそも「拡散シミュレーション」は原子炉爆発などが起きて、放射性物質が大量に漏洩したという仮定で計算されているので、表示されている画像の状況が起きるわけではない！掲載画像の上にも"Potential Release（仮に（放射性物質が）漏洩した場合）"と書いてある。（参照：「放射性物質拡散シミュレーション」）

気象庁が発表した拡散予測って、わかりにくいところに置いてあるなぁ。次のページのいちばん下のリンクで開くPDFファイルらしい。http://www.jma.go.jp/jma/kokusai/kokusai_eer.html

気象庁が発表した拡散予測はトップからだと、「ホーム > 気象等の知識 > 気象業務の国際協力と世界への貢献 > 気象災害の防止に向けた協力 > 環境緊急対応地区特別気象センターについて」となる。見つけられる人は何パーセントくらいいるだろう。http://bit.ly/ggFP3l

今日までの各地の放射線量を素人にもわかりやすく表示しているサイトはこちら。放射線について正しい認識を持とう。
http://r.diim.jp/

汚染水放出が不可避だとしても、海外に事前連絡してるのだと僕は思っていた。してなかったんだ。。。

放射線について科学者が発表する現状や予測は概ね正しいだろうし、人体に影響がないというのも正しいだろう。ただ発表した時点でその結果は彼らの手を離れ、２次災害や人々の生活への影響や経済活動へのダメージについては何も答えてくれない。誰にも予測できなくなることを自覚したほうがいいと思う。

それでも放射線の数値や、拡散予測のシミュレーション結果は遅滞なく、隠蔽されることなく公表されるべきだと思う。

原発問題から派生する悪影響は、科学、技術、大衆心理学、医療、経済学、政治と行政の叡智を総動員して取り組まないと解決できない。

立場や利害を超えた各分野の叡智の協力と迅速な行動力、そして説得力が今の政府、東電、野党、行政、科学者、経済学者、医療関係者に求められているのだと思う。


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