泥酔して全裸になるのは法的には罪であるのは間違いないが、今回の草なぎクンの事件の場合、人道的な意味での非としては深夜に大声をあげて周囲に迷惑を与えたのと、制止しようとした警察官に全裸で歯向かったことだ。
しかし、やらかしてしまった事の大きさにくらべて彼が受けている制裁ははるかに大きすぎだと感じているのは僕だけではないだろう。泥酔して自己責任のとれない状態であったことを考えれば彼に悪意はないのは明らかだ。
これまでの彼の性格のよさや熱心さ、功績はテレビを通じて皆が知っているところ。法的な罪としてではなく人道的な罪が彼にあるのか、世間の人の圧倒的多数が彼を擁護する立場であることを総務大臣はじめ彼を起用している企業関係者はもう一度考えてほしい。
CMや番組からの降板措置は行き過ぎだと思う。降板させるかどうかは人道的に見ても十分に非がある場合という判断基準に切り替えてみてはどうだろうか?
多くの税金を使って地デジCMのポスターを全部作り変えることはほとんどの人は望んでいないだろう。また多くの視聴者が彼がTV番組やCMに復帰することを望んでいるはずだ。
少数の(道徳的に厳しい考えを持っている)人からの反発を恐れて杓子定規な判断をしてしまうのをやめてほしい。「大人の寛容」でこの顛末を収めてほしいものだ。昭和の時代の優しさを平成の世にも取り戻してもらいたいものだ。
草なぎクンにはまだまだ活躍してほしい。
草なぎ謝罪会見、アンケートで92%が同情
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/090426/tnr0904260904003-n1.htm
余談:草なぎクンの名前の「なぎ」という漢字をうまく変換できない方はこちらの「草剛」という文字からコピー&ペーストするとよい。
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ミクシーにも書きましたが、彼はあの善良性に見えるという雰囲気で売ってしたのです。やったことは軽微ですが、その善良性を裏切ってしまっまのですから、CMキャンセル等は仕方ないです。地デジのCMの度に「全裸男!」と言われてしまってはテレビの買い換えも進まないでしょう。お笑い芸人ならほとんど問題ないでしょうね。でも、安く使えるお笑いではなく彼を起用した意味を彼は自覚していない。自分の商品価値を理解していないなんてタレントとしてダメです。また、これは制裁ではありません。スポンサー側のやむを得ない処置です。ほんとは損害賠償を求めたいところですが、それは難しいかな。何しろ軽微な犯罪ですから。
彼の善良なイメージが高額な商品価値であり、企業はそれを買っていたことを僕は忘れていました。
反面、お酒の上で(全裸にはならなくとも)失敗した経験のある僕にとってはイメージダウンも軽微で、むしろ人間的な愛らしさ(?)を感じてしまします。
でもそういう失敗経験をしたことがない人や、彼の大失敗を許してあげられまい人にとっては確かにイメージダウンなのでしょうねぇ。。。
そう考えると企業側の反感も理解できないわけではありませんね。(僕が社長だったら許しちゃうですけど。)