とね日記

理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。
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老後のテレビ生活予想

2008年01月14日 13時52分18秒 | 日記

掲載画像: 白黒テレビ

2015年にはスーパーハイビジョン放送が、2025年には立体放送がはじまるそうだ。老後は楽しいテレビ生活が待っているんだなぁと思ったがそうではない。

それは7年後と17年後のことなので、僕は53歳と63歳。そんな遠い未来の出来事ではない。TVドラママニアの僕としては嬉しいかぎりだ。

2011年7月にアナログ放送は打ち切られるため、ハイビジョンテレビへ買い替えなくてはならないが、スーパーハイビジョン放送は上位互換なのでハイビジョンテレビの買い替えは不要だとNHKのエンジニアが言っていた。白黒放送がカラー放送に切り替わったときも白黒テレビを買い替える必要はなかったのと同じだ。(サザエさんをカラーテレビで見れるようになったのは小学生のときだったが、あれは新鮮な感動だったなぁ。。)

けれどもスーパーハイビジョン放送のきめ細やかさを再現するには100インチ以上のテレビが必要なので、一般家庭には普及しないかも。。。今のハイビジョンテレビで十分鮮明だと思うし。(部分拡大して見るならともかく。)

さすがに立体テレビ放送になったら買い替えは仕方のないことだろう。画質も鮮明になるのかな?人物以外の背景映像とか、違った位置から見たらどのように見えるのだろう?録画用機器も立体に対応したのが売られるのだろうな、とかいろいろ想像してしまう。

せっかくの立体放送なのだから、単に奥行きを見れるだけの立体視ではなく、水平方向360度、さらに上下+水平方向360度から立体的に見れたらいいなと思う。(さすがにそれは無理か。。。)

テレビ画面は左右(水平)立体視を前提に設計されるだろうから、ソファーで横向きに寝転んで見ることはできないのだろう。

携帯型の立体ワンセグテレビやiPod 3Dのようなのができたら、手元に小さな人形のようなものが映し出されるのだろうか?伊東美咲さんのような美人女優が化粧品のCMに出てくるだろし、このようなコマーシャルが立体で見れたら楽しいだろうなぁ。(相変わらず想像力がそちらの方に進んでしまってすみません。。。)

こういう先進技術については日本はすばらしいと思う。新しい機器が普及するかどうかは、本当にそれを僕たちが待ち望んでいるかどうかだ。好奇心をかりたてる技術であっても携帯テレビ電話のように普及しないものもある。FOMA携帯でテレビ電話している人を僕はまだ見たことがない。

ともかく、毎年NHK放送技術研究所の一般公開日には欠かさず最先端のテレビ技術を確認しに行こうと思う。

関連記事:

スーパーハイビジョンテレビを見てきた:

http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/dabb6cc2f3cd4a84c53c8a315f9a6ad5

テレビ番組を立体的に見る実験:

http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/64d35f58948932281c53ee978662957d

世界初(?)のポータブル3Dビデオプレーヤー

http://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/cf412730ad9dfb0b9e87fd971fedff6d


官民共同で次世代ハイビジョン開発、2015年放送目指す

総務省が、超高画質の次世代テレビ放送技術である「スーパーハイビジョン」システムの開発に、民間企業と共同で乗り出すことが13日、わかった。

 開発を急ぎ、日本の技術を国際標準としたい考えだ。2015年の一般家庭向け放送開始を目指す。

 スーパーハイビジョンは、現在のハイビジョンの16倍となる約3300万画素のきめ細かな映像を映し出せる。動きの速いスポーツなども忠実に再現する。すでにNHK放送技術研究所(東京都世田谷区)などが開発に着手し、05年の愛・地球博(愛知万博)に試作品が出展された。

 総務省は08年4月をめどに官民共同プロジェクトの参加企業の募集を始める。NHKのほか映像機器の高い技術力を持つ家電メーカー、通信・放送事業者などにも参加を呼び掛け、民間の技術を結集して早期の実用化を目指すことにした。総務省は08年度に研究費3億円を支出する方針だ。

 スーパーハイビジョンは情報量が膨大で、映像データを効率的に圧縮して送信する技術が必要になる。総務省は、11年度までに圧縮技術の問題をクリアしたい考えだ。

 1990年代には、NHKなどがアナログ方式で日本のハイビジョン技術の国際標準化を目指した。しかし、欧米でデジタル化が進み、断念した経緯がある。総務省はスーパーハイビジョンについて早期に技術を開発し、国際標準化に向け主導権を握りたい意向だ。

(2008年1月14日11時30分  読売新聞)

 

官民共同で夢の「立体テレビ」…2025年の実現目指す

 総務省は6日、あたかも実物が目の前にあるかのように見える立体映像を映し出す「立体テレビ」の開発に民間企業と共同で乗り出す方針を明らかにした。

 特殊な眼鏡などを使わなくても臨場感あふれる鮮明な映像が楽しめる技術を開発し、2025年の家庭向け放送の開始を目指す。SFの世界だった夢のテレビが現実味を帯びてきそうだ。

 立体映像技術は、レーザー光を使って空間に立体映像を描く仕組みだ。

 立体映像はフルカラーで高精細なものを目指し、2020年をめどに企業向けの映像技術を実用化する。「世界に先駆けて究極の映像技術を開発し、日本の国際競争力を強化する」(総務省)狙いだ。

 立体映像で再現した商品見本を囲んでテレビ会議を行う「立体遠隔会議システム」や、仏像彫刻や伝統芸能などの文化財を立体的に記録・保存する「立体デジタル・アーカイブ」などに活用することを想定。

 25年には、家庭用の立体テレビや立体テレビ電話を実用化する構想だ。ゲームや映画などの娯楽分野に応用することも期待されている。

 総務省は08年春に、開発テーマを分けて参加企業を募集し、夏をめどに開発に着手する。

(2008年1月7日3時5分  読売新聞)

 

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