とね日記

理数系ネタ、パソコン、フランス語の話が中心。
量子テレポーテーションや超弦理論の理解を目指して勉強を続けています!

「ファインマン物理学」を読む―電磁気学を中心として

2006年11月07日 12時40分34秒 | 物理学、数学
アメリカからの帰国後に読んだのがこの『「ファインマン物理学」を読む―電磁気学を中心として』だ。本編は「ファインマン物理学(3)電磁気学」および「ファインマン物理学(4)電磁波と物性」であるが、これらを読むかどうかは未定である。

電磁気学については高校の物理や大学教養課程レベルの知識、いわゆる1800年代後半の古典電磁気学の知識は持ち合わせていたのだが、この本を読むことによってその復習となったのと同時に、相対性理論や量子論がどのように電磁気学に影響を与えているかということを知ることができ、とても興味をそそられた。これまでどちらかというと力学に偏っていた僕の「宇宙論プロジェクト」の勉強で足りないところを知ることとなった。今後、素粒子理論超ひも理論などの勉強に進んでいく上で原子や電子、電磁気学の知識は必須だからである。

以下はアマゾン・サイトによるこの本の紹介だ。
出版社 / 著者からの内容紹介
天才死すとも名著は死なず
天才は何を知り、何を伝えようとしたのか?
ファインマン先生は電磁気学についても凄く深く考えていて、ノーベル賞講演でも未解決の「難問」について触れているし、『ファインマン物理学』の第3巻にもそのような記述が何度か出てくる。天才ファインマンの頭を悩ませていた難問とは、いったい何だったのか?それを最終的にファインマンは解決できたのか?その解決の過程を吟味してゆくと、「作用」という(あまり)聞きなれない物理量に焦点をあてて物理学そのものを書き換えてしまおう、というファインマン先生独自の「科学思想」が見えてくる。<まえがきより>

内容(「BOOK」データベースより)
本書は『ファインマン物理学』を読むことを通じて「電磁気学のココロがわかる」ようになり、同時に、ファインマンという希有の天才の科学思想に入門することを目的とするものである。『ファインマン物理学』の第3巻(原書では第2巻の前半部分)の「電磁気学」に的を絞って読み進める。

参考リンク:
この本の内容は、以下のWebサイトと伝えている範囲がほぼ一致している。
http://eman-physics.net/electromag/contents.html


ブログ執筆のはげみになりますので、1つずつ応援クリックをお願いします。
にほんブログ村 科学ブログ 物理学へ 人気ブログランキングへ 

  

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ファインマン物理学」を読... | トップ | 「トトロ」と命名:洗濯機を... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

物理学、数学」カテゴリの最新記事