ドイツ報告記①
ただ今、辻野けんまさんは「難民と教師教育に関する調査」のためにドイツに出張中です。FBに投稿された報告記を漸次紹介していきます。
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1年ぶりにドイツ調査にやってきました。写真のザクセンハウゼン強制収容所はナチスの強制収容所の中核的機能を果たしたところです。国家が人間を恐るべき方法で非人間化したナチスの狂気です。到着初日に電車内のコンパートメントがたまたま同室になった老夫婦が、「市民が監視しないと権力が暴走するのが国家というものです」と話しておられました。ベルリンの壁があったブランデンブルグ門、戦後に政治の透明性を高めるためにガラスのドーム天井を備えた連邦議会、などを共同研究者のザビーネ・マイゼ氏と訪問しました。3日間の滞在で研究協議もじっくりできました。マイゼ氏は12月から2ヶ月ほど日本に研究滞在されます。