久保敬元校長の文書訓告取り消しを求める応援団(ガッツせんべい応援団)

久保敬さんの「文書訓告取消を求める人権侵害救済申立」を応援します!

二人の元校長と対話を通して考えよう!〜子どもも大人も幸せで居心地のよい学校をつくるには?〜  

2024-12-27 08:15:08 | 久保敬より

二人の元校長と対話を通して考えよう!

  〜子どもも大人も幸せで居心地のよい学校をつくるには?〜  

 

皆様

いつもお世話になり、ありがとうございます。

理事をしているschool・Voice・Projectのオンラインイベントのお知らせです。

校則をなくしたことで有名な世田谷区の桜丘中学校の元校長の西郷孝彦さんと対談します。

西郷さんは、映画「夢見る校長先生」にも出演されています。

日時 1月12日(日)午後2時から4時

詳しくは、下記のURLをご覧いただき、お申し込みください。よろしくお願いいたします。

https://entaku.school-voice-pj.org/events/0d7ecfb8e008

2024年もあとわずかとなりましたが、どうぞ良いお年をお迎えください。

久保 敬

 


🌹「生き合う」社会をめざして活動する“ガッツせんべい応援団”報告会&交流会🌹御礼

2024-07-17 08:11:34 | 久保敬より

7月15日に開催しました下記交流会は、ガッツせんべい応援団らしいあったかい集いとなりました。

ガッツせんべいこと久保敬さんからのお礼と感想です。どうかお読みください。

🌹「生き合う」社会をめざして活動する“ガッツせんべい応援団”報告会&交流会🌹

当日使用されたpptです。

https://docs.google.com/file/d/1aCsGrglQpmzMsCqhkkWqkBXgDrw-wfRm/edit?usp=docslist_api&filetype=mspresentation

 

7月15日(月・祝) 「ガッツせんべい応援団報告会&交流会」に多数ご参加いただき、ありがとうございました。コリアタウンフィールドワークに8名、報告・交流集会に27名の方がご参加くださいました。

応援団が結成されてからの約1年半の歩み、近況として、公開され大森不二雄特別顧問と市教委幹部職員とのメールのやり取りに基づき、特別顧問による教育委員会への不当な介入が常態化しているのではないかということを焦点に、5月21日に市教委との協議を行ったことを報告しました。

そして、6月9日、石川県津幡町での水野スウさんの「紅茶の時間」に招かれ、10日~11日とスウさんご夫妻と共に門前町で震災支援をされている田谷武博さんの「Sun Rise」を訪れ、体験してきたこと、見てきたことを話させていただきました。

そして、水野スウさん、「Sun Rise」スタッフの要であるマナティー(眞鍋さん)、辻野けんま先生にもドイツからオンラインで参加いただき、お話をしていただきました。

最近よく、能登の復旧復興が一向に進まない状況が報道されています。行政がボランティアの足を引っ張るようなことも起こってしまっているようです。6月に「Sun Rise」を訪問した時、田谷さんが嘆いておられました。マナティーさんは、「確かにそういう実態はあるけれど、行政の職員の方もそれぞれに一生懸命やっておられる。ただ、これは、国なのか県なのか、輪島市なのか、何をどうすればいいのか分からない状態だと思う。ある意味仕方がないことかもしれない」と話されました。

ガッツせんべい応援団も同じようなことを、市教委との協議を通して感じています。協議に出て来られる職員の方は、本当に誠実です。しかし、その場の判断で発言することはできないようでなかなか「対話」にならないのです。その状況はこちらもつらいですが、職員の方もつらそうです。上意下達の一方通行で現場の裁量権を奪い、思考停止させてしまう行政組織のしくみが問題なのではないかと思うのです。

この3月末で大森氏が特別顧問の職を辞しましたが、それで問題がなくなったわけではありません。教育委員会事務局職員と対立するのではなく、共にこの行政組織の問題を追求していくことができるのではないかと思います。

最期になりましたが、ご報告です。今回の報告&交流会にいただいた皆さんの参加費の中から「Sun Rise」へ35,000円を支援金として送金させていただきました。また、「NOTO NOT ALONE」震災支援グッズ(写真のトートバッグ、缶バッジ、ステッカー)の売り上げは、12,800円でした。ご協力ありがとうございました。

また、オープン前にも関わらず、おいしい料理を出していただいたイタリアンレストラン「猪飼野」(社会福祉法人野のはな)の吉川さんには、心より感謝申しあげます。

2024年7月17日 久保 敬


2024年1月29日の記者会見を終えて

2024-01-30 06:44:01 | 久保敬より

2024年1月29日の記者会見を終えて

 記者会見場に来ていただいた皆様、オンライン映像を通して会見を見守っていただいた皆様、すべての「ガッツせんべい応援団」の皆様に感謝申しあげます。

 「提言書」により「文書訓告」処分を受けて2年半、大阪弁護士会に人権侵害救済申立てを行って約1年が過ぎようとしています。情報公開請求により公開された1000枚を超えるメールを読み解き分かった衝撃の事実をもって、教育委員会に2回目の要請書を手渡しました。私の「提言書」に関することのみならず、子どもの将来を左右する重要な案件までもが、大阪市特別顧問である大森不二雄氏の教育委員会事務局幹部への指示により決定されていることがわかったのです。

 「文書訓告」の取り消しを市教委に求めたのは、単に、私自身の名誉回復ということではありませんでした。「提言書」の中身を教育委員会がどのように受け止め、どのような議論を経て「文書訓告」の決定がなされたのか明らかにしてほしいとの思いでした。それは、「提言書」に共感し、支持してくださった教職員、保護者の皆さん、多くの市民の声が、結局は無視されてしまうことになると考えたからです。

 市教委は、この要求に真摯に応えようとはしませんでした。しかし、今回の開示されたメールのやり取りから、市教委が悪意を持ってそうしたわけではなく、「不当な支配」ともいえる強い力で、自律性が奪われてしまった教育委員会の組織風土によるものではないかと感じたのです。同様の企業風土が引き起こしたのが、尼崎で起こった鉄道の脱線事故でした。今まさに、学校教育は、そんな危機的な状況に置かれていると言えるのではないでしょうか。

 誰もが意見が言える健全な教育委員会組織にしなければ、民主的な教育を望むことはできません。ますます、子どもたちも教職員も追いつめられていくことでしょう。

 私たち市民は、どのような手続きで、どのような議論のもとに物事が決まっていったのかについて知る必要がありますし、知る権利を持っています。「文書訓告」取り消しの要求は、民主的な教育行政を取り戻すための闘いだと思っています。

 これからも、この闘いに関心を持っていただき、共に声をあげていただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
                                    久保 敬

 

画像は、記者会見に駆けつけてくださった支援者と、司会の足立須香共同代表との記念写真?


デンマーク教育視察ツアー報告(番外編)

2024-01-09 03:46:03 | 久保敬より

デンマーク教育視察ツアー報告(番外編)


1月7日、コペンハーゲン空港駅に向かう直前の現地時間午後4時前、大通りに延々と続く、「ガザに自由を!」「パレスティナに平和を!」と訴えるデモに遭遇しました。いろいろな民族的背景を持つだろう人々、若者、子ども連れの人、高齢書、障がい者、本当に様々な人が参加しています。10分以上その場にいましたが、民衆の列は途絶えません。まちがいなく何万人という人が参加していたと思います。動員などではなく、それぞれに個人の意思をもって参加していることが肌で感じられます。飛行機の時間のことがなければ、一緒に参加して歩きたいぐらいに、デモ参加者の思いがビンビン伝わってきました。


これぞ、民主主義、民衆による自治の力、と感じました。決して遠いところの他人ごとではなく、まさしく自分の人権につながる問題だという意識を持っているからこそだと思います。デンマークでは、いかにデモクラシーが大切だと考えられているかは、色々な方の話を聴いて感じていましたが、デモを目の当たりにして、感動と共にそれを実感しました。

https://youtube.com/watch?v=rIC7rJ31Oak&si=1UuFbF0DwNe_twCl

 


NPO法人school・Voice・Project主催デンマーク教育視察ツアー報告記⑤ 「デンマークに住んで本当に幸せ」

2024-01-07 12:02:40 | 久保敬より

NPO法人school・Voice・Project主催デンマーク教育視察ツアー報告記⑤

1月6日は、フリータイムでした。ヘルシンガーという町に行き、そこからスゥエーデンのヘルシンボリという町にフェリーで渡りました。約20分の船旅ですが、港には霧が立ち込め、幻想的な出航となりました。

午後1時ごろには、ヘルシンガーに戻り、当地在住のニールセンさだこさんからお話を聴きました。日本での息苦しさを感じ、約40年前にヘルシンガーにある国際フォルケホイスクールに入学し、そこで知り合った男性と結婚され、ずっと住み続けておられるということでした。社会福祉が充実していて、不安がない。安心して、自分らしく生きることができる、というお話の後、さだこさんが、「デンマークに住んで本当に幸せ」としみじみと言われたのが印象に残りました。ハムレットの舞台となったクロンボー城を見学して、コペンハーゲンに戻りました。

参加者の皆さんが、本当にそれぞれに想いをもって仕事をされているステキな方々ばかりで、そういう方々と知り合えたことが、ツアーの一番の財産であるように思います。明日は、帰路につきますので、ツアー報告はこれで終わります。ありがとうございました。

写真 ヘルシンガーの港から出港した船からの景色 ヘルシンボリの史跡、クロンボー城、ニーこさんと記念撮影