久保敬元校長の文書訓告取り消しを求める応援団(ガッツせんべい応援団)

久保敬さんの「文書訓告取消を求める人権侵害救済申立」を応援します!

🍺辻野けんまサバティカル報告会🍽飲み放題 ~ドイツで考えた『教育上の自由』~

2024-10-09 21:38:23 | 集会・イベント

辻野けんまさんを囲み学び語り食し呑む秋の集いです。

どうか奮ってお申し込みください。

先着順となりますので、早めにどうぞ〜

 

🍺辻野けんまサバティカル報告会🍽飲み放題 

           ~ドイツで考えた『教育上の自由』~

 

◇日時 11月4日(月・振替休日)17時より(16時半より受付開始)

◇会場 いくパのイタリアンレストラン猪飼野

(大阪市生野区桃谷5-5-37いくのパーク1F)

◇会費 ¥5000

◇申込 yosuganikitene5711@ymail.ne.jp

         会場の都合上、先着25名とさせていただきます!

 

ガッツせんべい応援団では、公教育についていつも鋭い観点から問題提起される辻野けんまさんですが、

今夏ドイツで研究生活を送られ、さらにパワーアップされたようです。

サバティカルというのは、大学の先生が本来の職場を離れて別の研究機関を訪問する制度だそうです。

ガッツせんべい応援団のモットーは楽しみながら運動を広げていくこと!美味しいものを食べながら、

けんまさんのドイツ生活見聞録をお聴きし、みんなで親交を深めていきたいと思います。

 


『新自由主義と教育改革 大阪から問う』岩波書店発刊 テーマ 『子ども主体の教育とは何か?』

2024-09-27 21:35:53 | 集会・イベント

隆祥館書店トークイベント

『新自由主義と教育改革 大阪から問う』岩波書店発刊

  テーマ 『子ども主体の教育とは何か?』

ゲスト: 高田一宏さん パネラ-:久保敬さん 中林沙也加さん

司会・聞き手: 二村知子 
開催日 : 2024年9月28日 土曜日
時間 : 15:00~17:00 
 
隆祥館書店多目的ホ-ルからリアル&リモ-トで配信
(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
隆祥館書店多目的ホ-ルにて、
リアル(限定50名) &リモート(定員100人)トークイベント

会場リアルは、定員となりました。
リモートの申込みは、下記からお願いします。

https://note.com/ryushokanbook/n/na2b18553fc5e?sub_rt=share_b

※ リモ-トでの申込者には、後日アーカイブ動画もお送りします。当日ご都合が合わない方も、ぜひご参加ください!

(要予約・事前購入制とさせていただきます。申込み順)
*振込先 三井住友銀行上町支店 (普通)1353923
カ)リュウショウカンショテン

※ リモート・トークイベントに、参加ご希望の方は、あらかじめZOOMのインスト-ルをしておいて下さい。

※ 参加者は、弊社が送付するメールに記載のアドレスからzoomにご参加いただき、開始時間までにIDとパスワードをご入力のうえお待ちください

※ 店頭もしくは、メ-ルで、お名前・ご住所(郵便番号含む)・お電話番号を明記の上、お申込み下さい。(メ-ル送信及び遠方の方への送品のため)

※(リモ-トのお客様)お申し込みの手続きを完了しているのに、ZOOMの招待状の届かない場合は、恐れ入りますが、トラブルを避けるためにも、お電話にて、ご一報いただけますようお願い致します。

申し込み・お問い合せ:隆祥館書店 TEL:06-6768-1023 
住所:大阪市中央区安堂寺町1-3-4 谷町6丁目⑦番出口向かい
Eメ-ル:ryushokan@eos.ocn.ne.jp
主催:隆祥館書店
協力: 岩波書店
詳細:https://ryushokanbook.com

 


7/15「生き合う」社会をめざして活動する “ガッツせんべい応援団”報告会&交流会のご案内

2024-07-01 14:40:56 | 集会・イベント

輪島市・被災地支援基地「Sun Rise」を訪れて(久保敬)

 

6月半ば、久保敬さんは、石川県の水野スウさんのお招きで「紅茶の時間」を訪問されました。そして、スウさんたちと一緒に輪島市門前町の漁師田谷武博さんのところに行かれました。応援団として、そのお話を是非お聞きしたいと思い、この度の報告会が実現しました。ぜひ、ご参加ください。

 

◇ 久保敬さんの案内文

いつも応援ありがとうございます。

開示された大森特別顧問の衝撃メールをもとに 2024 1 月大阪市教委に第 2 次要請文を提出、市議 会への陳情、市教委協議と活動を進めてきました。

5 7 日には、外国特派員協会(FCCJ)での記者会 見も行い、大阪の教育だけでなく、日本の教育の危機を 訴えてきました。

出会いやつながりも広がり、6 月には 石川県津幡町の水野スウさんの「紅茶の時間」にも呼んでいただき、漁師の田谷武博さんが輪島市門前町に立ちあげた被災地支援基地「Sun Rise」を訪ね、被災地の 現状をこの目で見てお話を聴いてきました。被災地の 窮状を横に置いておいて、文書訓告取り下げの活動だ けをすることは何かちがうように感じ、ぜひ皆さんと一緒に話し、考える機会を設けたいと思いました。

 

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「生き合う」社会をめざして活動する

    “ガッツせんべい応援団”報告会&交流会のご案内

:2024 7 15 (月・祝日)   14:30~17:00   (受付は14:00より) 

1 ガッツせんべい応援団の活動経過報告

緊急レポート!! ガッツせんべい(久保敬)が見た被災地

2 会食をしながらの交流会 被災地支援や今後の活動についての意見交換

:イタリアンレストラン猪飼野

生野区桃谷5-5-37 いくのコーライブズパーク 1

参加費 3000 (被災者へのカンパ、軽食・飲み物付き):当日徴収

30 (申し込み先着順)

ガッツせんべい応援団

おとなの学び研究会 一般社団法人ひとことつむぐ

 

 協賛特別チャリティー企画 「猪飼野コリアタウンフィールドワーク」

15()午後1~ JR鶴橋中央改札口集合 参加費 (上記の会費に+1000)

*10名程度、約1時間15分程度 大阪コリアタウン歴史資料館入館料込み 地元で活動するガッツせんべい応援団共同代表の足立須香がご案内します!!

   <お申込み・お問い合わせ先> ガッツせんべい応援団 足立までyosuganikitene5711@ymail.ne.jp

 


「教育と愛国」上映・斉加尚代さんと久保敬さんの対談のご案内

2024-05-25 14:29:45 | 集会・イベント

6/2「教育と愛国」上映会・斉加尚代さん✖️久保敬さん対談

今、観るべき必見の映画と、今、聴くべき待望の対談です。

映画自体をすでに観られた方も、斉加尚代監督のお話、そして、外国特派員協会の記者会見、大阪市教育委員会との協議を終えられた久保敬さんから直接お話を伺えるまたとない機会ですので、ぜひお越しください。ご遠方の方も、末尾に交通アクセス詳細を掲載していますので参考にしてき

 

🌹交野「教育と愛国〜〜教科書でいま何が起きているのか」上映会

日時:62日(日)13時開場 13時半上映

会場:交野市ゆうゆうセンター4階交流ホール

    アクセス https://www.city.katano.osaka.jp/docs/2011072700024/   (下記に詳細記載)

参加費:1000円(中・高・大学生は半額)

主催:交野「教育と愛国」を上映する会

後援:交野市

 

◆アクセス詳細 (下記時程電車が最適です)

京阪電車交野線(「枚方市」乗車「河内森」下車徒歩7分)

   枚方市発12:53(13:08)ー河内森着 13:05(13:19)

・JR学研都市線(「京橋」乗車〜 「河内磐船」下車徒歩3分)

   京橋発12:38(12:53) - 河内磐船着13:01(13:16)

                        


FCCJ記者会見で久保敬さんがスピーチされました!!

2024-05-09 07:03:01 | 集会・イベント

日本外国特派員協会(FCCJ)記者会見久保敬さんスピーチ

久保敬さんからスピーチ原稿を提供いただきました。アーカイブ動画(末尾にURL掲載)とともにご覧ください。大阪におけるこの10年余りの教育への政治のかかわりがお分かりいただけます。

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私が、今日お話するのは、政治的権力による教育への不当な介入についてです。テストで競争させ、数値評価で序列化し、政治家が管理していくことを目的とした教育システムに強い危機感を持っています。

子どもや教職員一人一人の権利が蔑ろにされ、非人間的な教育が進行しています。これは、大阪市の教育現場で起こっていることですが、日本の教育全体、さらには世界中の教育に関わる重大な問題だと思っています。

2012年、当時の橋下徹大阪市長は、教職員への管理・統制を強め、教育の自由を奪う目的で教育行政基本条例や学校活性化条例をつくりました。そして、これら条例の影響はその後の10年間起こったことを鑑みると甚大でした。

子どもの内心の自由に踏み込む日の丸・君が代への強制やテストの点数など冷たい数値評価によって人を支配しようとする教育行政が、教職員、児童・生徒の人間としての尊厳を傷つけ続けていると言っても過言ではありません。

昨年こちらFCCJで「報道の自由賞」を受賞された斉加尚代監督の映画「教育と愛国」の中では安倍元首相が「教育に政治がタッチしてはいけないはずがない」と発言し、当時の大阪維新の松井知事と握手をしています。

その流れは止まらず、先の日本の軍国主義、侵略戦争を反省し、国に命を捧げよと教えた教育勅語を廃止して作られた民主的な教育基本法が崩されており、再び戦争できる国になって行くのではないかとさえ思えるのです。その斉加監督が大阪で私の「提言書」をめぐって生じた問題についても事態を深刻にとらえ、応援してくれています。

それでは、具体的に私の身に起こったことをお話します。

コロナ禍の発生から1年を経た2021年4月19日、当時の松井一郎大阪市長が、定例記者会見で「大阪市立小中学校は、全面オンライン授業を行う」と突然発表し、それがテレビのニュース番組で流れました。この時点で学校側はまったく何も知らされておらず、心配した保護者からの電話で初めて知りました。

すぐに市教委に確認したところ、市教委さえもこの教育政策上の重要な判断について知らされていませんでした。大阪市では教育政策について市長が先にテレビで発表し、学校現場が初めて知るというようなことは、それまでも何度もありましたが、今度ばかりは「全国に先駆けてオンライン授業やります、できます」という市長の政治的パフォーマンスに教育を使われていると実感し、憤りが沸き起こりました。

パンデミック下の1年間を経ても通信環境は整備されておらず、家庭の格差にも支援が行き届かない状況でした。そうした中でオンライン授業が不可能なことは明白でした。市長の言う通りにオンライン授業を実施すれば、学校だけではなく、子どもや保護者に大きな負担がかかり、混乱することは目に見えていました。

しかし、それ以上に、やっとコロナ禍の学校生活が落ち着き始め、心身のバランスを取り戻しつつある子どもたちを、全国臨時一斉休校になった1年前のあのしんどい状況に戻したくないという思いが、一番でした。学校では感染症対策を行いながらできるだけ対面で授業を続けてきており、子どもも家庭もそのことを望んでいたのでした。

だからこそ、いろいろと自分なりに教育委員会にも働きかけましたが、私の声は聞き入れられませんでした。できもしないオンライン授業が始まり、予想通り学校現場は大混乱しました。

教育現場への想像力を失い政治化されてしまった教育行政には失望するばかりでした。しかし、この十数年を振り返ると、こんなことは今に始まったわけではなく、2011年のダブル選挙で橋下徹氏が大阪市長に、松井一郎氏が大阪府知事になったときから始まったことでした。「おかしい」と思いながらも、自分一人が何か言ったところで変わるわけでもない、仕方がないと思考停止し、やり過ごしてきた自分がいたのです。

気がつけば、管理・統制強化の教育施策がどんどんトップダウンで降りて来て、学校現場は硬直し息苦しい場所になっていきました。子どもたちには「自分一人の意見だと思っても勇気を出して言おう、嫌なことはイヤだと言っても構わないんだよ」と言っておきながら、自分は黙ったまま・・・。市長への怒りは、自分への怒りにかわりました。

このまま何も行動せずに定年退職したら、一生後悔し続けると思いました。これは直接、市長に言うしかないと思い、2021年5月17日「提言書」を郵送したのでした。

しかし、この提言書を出したことが咎められて、3か月後の8月20日に明確な理由を示されないままに「文書訓告」処分を受けました。

学校現場からの当たり前の発信に対する見せしめのような処分に弁護士団体やたくさんの市民団体から、文書訓告取消しの要望が教育委員会に届けられました。周囲からの熱い声援を受け、2022年1月24日、自らも教育委員会へ「文書訓告取消しの要望書」を提出しましたが、教育委員会からの返答はないままでした。

アメリカ・ミネソタ大学名誉教授のクレイグ・キゾック氏が私の「提言書」を自動翻訳で読んだと、大阪公立大学の辻野けんま准教授に感想を寄せられたことがきっかけで、本人と対談する第1回のジョイントセミナーが開催されました。

そこに参加していた他国の研究者からもリクエストがあり、ドイツ、マレーシア、キューバ、ブルガリア、インドネシアの教育研究者との間でこれまでに計6回のジョイントセミナーが開催されてきました。そこには、十数か国以上の研究者が参加してくださり(ブラジル、南アフリカ、インド、キプロスなどからも参加)、今も交流が続いています。

海外の研究者の方々に「『文書訓告』をこのまま放置することは、後々の教育に悪い影響を及ぼすにちがいない。正統性のない理由での「文書訓告」を許せば、さらに何も意見が言えなくなり、ますます抑圧的な学校になる」と言われたことがずっと心に引っかかっており、2023年2月21日、大阪弁護士会に文書訓告処分取り消しを求めて、人権侵害救済申し立てを行うことを決心しました。

これは、自分個人の名誉を回復したいというような思いではありません。政治権力が不当に学校に介入してきたことへの異議申し立てが、あの「提言書」であり、その意見が「文書訓告」という形でさらに圧力をかけられたのです。もはや私個人の問題ではなく、子どもや教職員全体に対する人権侵害であり、許すことはできないと考えるに至ったからです。

私を支援してくれている市民応援団の方々が、これまでの行政とのやりとりから内部の意思決定があまりにも不透明であると情報公開請求を行った結果、驚くべきことが判明しました。私の処分には大阪市特別顧問の大森不二雄氏の市教委に対する指示があったのです。

大森氏は橋下元市長によって大阪に招かれた人物ですが、顧問はアドバイザーという立場であり、教育行政はあくまでも教育委員会の権限で執り行われるものです。であるにも関わらず、知事や市長の名前を出して市教委の幹部職員たちに何度も自身の意に沿うような政策変更を強要する多くのメールが明らかになりました。

教育基本法16条には「教育は不当な支配に服することなく」と謳われています。私は、これを世界的普遍性をもつ重要な文言だと感じているのですが、その法の理念そのものが破壊されつつあるのです。

大森不二雄特別顧問の教育委員会への関与のあり方を問題にするのは、政治的権力による不当な介入によって教育委員会の独立性が失われていることに他ならないからです。教育が極度に政治化されてしまい、子どもや家庭の状況、そして教職員の声が鑑みられなくなっていく中で、戦前のような非民主的な教育が進行しているのです。私が教師になるときに中国戦線に従軍したことのある祖父がこう言いました。「お前が教師になるならこれだけは覚えておけ、南京虐殺はあったんだ」と。

先日、文部科学省は令和書籍の歴史教科書を教科書検定で合格させました。これは教育勅語や日露戦争、南京虐殺、沖縄戦など、日本の戦争加害を伝えず自国の軍国主義を美化することばかり書かれた教科書で過去、3回不合格になっていたものですが、文科省が政治圧力に屈したと言われています。この問題も地続きだと思います。

わたしが教員になった頃のかつての大阪の教育はそうではありませんでした。「共に学び 共に育ち 共に生きる」を合言葉に、子どもたち一人一人を大切にした豊かな教育を創ろうとしていました。ところが、競争を強いられる現在では、小中高生の自殺者は、2022年が514人、2023年が513人となっており、自殺者全体の数は、この十数年で約30%減少しているのに対して、10代の小学生を含む子どもの自殺率は上がっているのです。また、10代の死因の第1位が「事故」ではなく、「自殺」というのは日本だけです。これほどまでに子どもたちが生きづらい社会とは何なのでしょうか。「子どもの権利条約」批准から30年、子どもの最善の利益を考えたい、その一念です。

このような悩みが決して大阪だけの問題ではなく、日本全国でも深刻化していることであり、海外の研究者も自分たちの国が直面している問題でもあると感じておられるのです。そうした中で、本日このような会見の機会が得られたことに感謝し、お集まりいただいた皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

アーカイブ動画

◇日本海外特派員記者協会公式サイト

https://www.youtube.com/live/sA4RLHZgHDo c?si=WJNVcakG5_rDDkaz

◇Iwjサイト

https://youtu.be/qQDV3AKkSms?si=DzMTbF037QtsXqds