夫の帰宅がやたらと遅い。スマホばかり見ている、出費が多い等、もしや浮気と疑念をもった妻がいました。
調べてみると、疑念はほぼ確信に・・。裏切られた怒りに燃えた妻は、復讐を誓いました。
「今から私は、世界で一番いい妻になるそして夫が幸せの絶頂の時、離婚届と慰謝料請求を突き付けてやる」
翌日から計画遂行が始まりました。
夫が起きる前にきれいに化粧をし、きちんと髪や服を整え、常に身ぎれいにする。
夫の好みを把握し、見栄えも良く健康的で、極力手作りの美味しい食事を整える。スルーされても笑顔。
も掃除が行き届きピカピカ。
連絡もせずに深夜に帰宅しても、怒りをぐっとこらえて笑顔で「お疲れ様~」。
夜、一緒に飲みに行った友人や会社の同僚を、いきなり自宅に連れてきても、
「電話位してよ」という怒りをぐっと飲み込み、嫌な顔一つせずおもてなしetc・・
「夫に復讐するために」良い妻になるという不断の努力は、つらいどころか楽しい位でした。
そして夫の様子が、少しづつ変わっていきました。
いつも仏頂面で、妻をうざそうに扱っていたのに、柔らかい表情で親しげに話しかけてくるようになりました。
帰宅時間も早くなり、家にいる時間が増え、その結果として浮気相手とも別れたようでした。
ある日、「お前と結婚してよかった。今迄本当にごめん。これからはいい夫になるように心を入れ替える」と、
遠回しに謝罪が待ちに待った瞬間。しかし「え、いきなり何~」と、あいまいに笑ってしまった妻。
その時から「夫がここまで変わるなんて。私も、色々態度が悪かったのかも」「復讐したい気はある。でも今は、本当に幸せ」「何も知らなかった事にして、このままやり直そうか・・」と未だに決めかねている妻でした(完)
ちなみにこれ、私がネットで見つけた話で、実話か否かはわかりません。
(秘めた動機はともかく)相手の非を責める前に自分から歩み寄って、良い行いによって相手を変えた話です。
世間様でもこうならば、クリスチャンが
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい」(1テサロニケ5:16-18)
という、聖書の勧めに従うならば、神はもっと素晴らしい事をなされるよねと思う、今日この頃でした。
神に感謝します。
hiromi
『追記』
クリスチャンが聖書の勧めに従うと、話はこんな風に変わるかも。
夫の裏切りに対して、まず「すべての事に感謝して」、神に「解決が与えられるように」と、祈りによって願い求めるなら、「夫が『きちんと事実を話した上で』妻に謝罪し」「妻も『私も至らない点があったから』と、夫を許す」。
モヤモヤが減ります(笑)。