小雨の向こうから
きれいな声がする。
よろこびのようなものさえ
伝わってくる。
あぁ、こうやって
想いが誰かに
伝わってゆくのね…
鳥よ、鳥よ
私もね
優しい想いを
よろこびを
小雨の窓に映してみたいの…
時々、淋しさのなかで
とても美しいものを
握りしめてるような気がするの。
今夜は、ぽろぽろ涙がでちゃうから
膝の上に本を乗せてます。
さて、今読んでいる本を紹介しようと
思います。
1冊目 涙のとなりに
みつはしちかこ
ひとつの恋を通して
跳ねたり揺れてたりしながら
行き着く、女の子の心情、心境が
恋の涙に寄り添ってくれると思います。
2冊目 うさぎのモフィ もりのまいにち
コンドウアキ
春夏秋冬
愉快でユーモアな森の住人と
モフィのまいにち。
ときには涙の日もあるモフィが
可愛く愛しい。
ゆる〜く、優しい気持ちになります。
3冊目 子のない夫婦とネコ
群ようこ
五つの短編の小説。
わたしは小説を読むことに苦手意識が
あったのですが
文字がすらすら入ってきてびっくり。
あっという間に
ひとつの物語を読んでいます。
今、二話読んだところです。
本と出会ったきっかけは
タイトルでしょうか…
本屋で手に取って良かったです。
窓をあけたら
雨上がりのにおい。
すみちゃん(インコ)は
元気いっぱい。
猫ちゃんは
家中をパトロール。
ふっふっ
朝が一番弱いわたしなのに
素敵ね
って呟く。
あら!
日差しが微笑みかけてるわ…
午後3時
わたしの友だちは
本。
ほのぼのした毎日を
見せてくれる本。
時々ちょっと寂しくて
時々ちょっと笑っちゃう
すてきな
友だち。