これは実家にあった文化鍋です。
たぶん昔のお家には一個はあったはずです。
先日誰も住んでいない家の台所の整理をしていた時に
これを見つけて 姉は使わないというので 持って帰りました。
直径18センチ 少し小さめのサイズです。
暮しの手帖の中で この文化鍋が紹介されていて
椎名誠さんの奥さまが この文化鍋の愛用者で何個ももっておられるらしい。
椎名さんのために 一番小さな文化鍋で毎朝お米を炊いているそうです。
椎名さんご夫婦をひそかにあこがれているので
我が家にやってきた文化鍋がとてもうれしい。
でも 母に了解してもらったわけではないので
お母ちゃん ちょっと しばらくお借りしてます。
大島の味といえば 茶がゆです。
ほうじちゃを 袋にいれて お米をいれてつくります。
その鍋の中にサツマイモをいれたり 団子をいれたりして
作ります。昔はお米が島ではそれほどとれなかったので
そんなものを一緒に入れていたのだと思われます。
母から作り方を習いました。
でも 母の作り方と ばあちゃんの作り方は少し違っていた。
小麦粉を水で溶いてから 茶がゆの中にぽたぽた落とすのですが
ばあちゃんはそれを入れたら ふたをして 弱火にして蒸すんだと習った。
先日の旅行で トンカツ入りのラーメンをたべたのだけれど それが
トンカツがすごかったため お腹にもたれてた。
それで あっさりしたものが食べたかった
昨日のお昼に 久々に茶がゆを作ってみる事にした。
文化鍋は上に行くほど広くなっていて 吹きこぼれない
これが 出来上がった茶がゆです。
。。。。。あんまり美味しそうにみえない?
ハイ すみません
でも 美味しかったです。
私は 茶がゆのおだんごがすきです。
ほうじ茶のほのかな味がついてオイシイ
お皿にお砂糖を入れて 団子を付けて食べます。
でも なぜか 男の人はお砂糖をつけるのが嫌いみたいです。
いっちゃんは 絶対嫌だと言う。
おいしいのにね
文化鍋
とても気にいってます。
ときどき 煮ものをつくったり カレーをつくったり
二人で食べる分にはちょうどいい大きさです。
少し小さいので 油で炒めたり ちょっとしにくいけれど
形がすきです
お母ちゃんが台所で作ってるのを思い出します