雲子雲

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2006年12月04日 21時27分26秒 | 日記
去る12月1日はエイズの日だったそうで。
が、中学高校とよく聞いたお決まりのフレーズが新鮮味を感じさせない。
毎年増えてるっつーてもなぁ…こんな田舎じゃそんなに関係ない気がする(´・ω・`)


上記のような感覚で2~3時間ほど関連リンクをサーフィンしてた。
…情報伝達の進化って凄い。今、かつて無いくらい危機感を感じている。
様々なデータもさる事ながら、何より実体験がえらくリアルにネット上のアチコチに転がっていた。


そんなこんなで今回は超定番の標語について。
【カレシの元カノの元カレを知っていますか?】


俺は今こそ落ち着いているけれど、それなりに経験してきているし、よく知らない素性の人との関係を持ったこともある。
それを今まで大して気に留めないで普通に恋愛やセックスを楽しんできた。
当然、危機感を感じたこともあったけど検査の手間がかかるのと結果の告知に対する恐怖から保健所に行くことは無かった。
その間この【カレシの元カノの元カレを知っていますか?】の標語を見かけても気にならなかった…あ、いや、気になっていたんだけどスルーしていたんだけど、今回のネットサーフィンが切欠で一考してみることに。
この言葉に関しても色々と物議を醸し出しているようで、そのなかで一つピックアップしてみようと思う。
物議の内容はこうだ。

『コンドーム推奨の標語と間違われる』

結果から言うとこれはあくまで「彼氏の過去の関係を知ってますか?」という問題提起に過ぎない。
…けれども俺自身、このキャッチコピーを電車内で見かけた時に感じたのがこの問題点そのものだった。
要はあれですか?STD予防の為にコンドームはしっかりとってことか?と。
しかし突き詰めてみるとHIV他STDは基本が粘膜感染なんだから内容によってはコンドーム未着用で事に及ぶ場合も当然あるし、輸血とか母子感染とかHIV感染経路にはコンドーム着用以外で防げないケースも有り得る。
そこらを考えていくと、コンドーム推奨で無いことはよく分かる…が、そこまで考えないと思いつかなかったのは恥ずかしいことだ(´・ω・`)

…さて、ここで面白い事に気づく。問題提起の時点で終わればいいのに、その先のコンドームにまで話が発展してしまっている。
これは「HIV含むSTDの問題=コンドーム着用でOK」という公式が俺の中で自然と構築されていたからではないか?
度重なる授業とキャンペーンで知的欲求が満たされ('A`)ハイハイと思考を遮ってしまったのが原因では。

バカの壁にこういった話がある。
大学生男女数十名に出産に関するVTRを見せたところ、男女とも全く違った反応を見せたら、女性は「大変参考になった」「よく理解した」と返答したのに対し、男性は「知っている内容だった」「何度も目に耳にしている事なので飽きていた」と女性とは全く違うリアクションをしたという。
これは出産という女性にはある種必要不可欠な情報だが男性には、男性は直に関係が無いので興味が無い上に高校等で知識として既に頭に書き込まれているから起こる差異だそうな。
…先入観って怖い(((( ;゜Д゜)))
この先入観でHIVの情報を今まで俺はどのくらいシャットアウトしてきたんだろうって思ったんだわ。
HIVの危機感を煽られてないと気づかないほど深刻な内容の標語だったのか…。

この標語を今の自分に置き換えると今付き合ってる彼女は危ないことになる。
彼女は俺が初めての相手で、俺は過去に何人も経験している。
一度全部説明したこともあるけど多分全部把握してないと思う。
深く考えてないのか全幅の信頼を置いてもらってるのかは分からないけど、この人を泣かせてしまう恐れがある…。
100%大丈夫という検査結果が愛情の証になるんだろうな…。
一度足を運びかけて怖くて中断したが、次はしっかり行った方が良さそうだ。

元相手の元相手が…と遡って一人でも感染していたら危険だなんて、よくよく考えてみたらゾッとする話ですよね('A`)