じんくに、今を若々しく生きる 

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   ここの画像は、今までにドライブ旅行に行った時の物です

不気味に感じてた建物が貴重な物だったとは

2019年06月16日 20時12分59秒 | 日記
デイケアサービスの利用者さんの送迎の時に見る廃屋
なんとなく薄気味悪く感じていたけど、貴重な歴史を語る家でした
今朝の新聞で知りました



昭和34年(1959年)の伊勢湾台風で被害が大きかった
鍋田干拓地(現弥富市)を対象に、被災後に建築された
復興住宅だと知りました、それも驚くことに被災者自身が建てたものらしいです



名古屋大大学院の堀田典裕助教授の調査で明らかになったそうです

「財団法人 日本開拓協会ブロック建築指導所」の指導を受け
被災者が練り固めたコンクリートブロックを積み上げて壁に
する作業に当たっり、専門的な部分は、業者などの手を借りて作った家だとのこと

住宅はいずれもコンクリートブロック造の3階建て、
1階は倉庫で、2階には玄関や台所などの居住スペースがあり、
3階は子供部屋を兼ねた緊急時の避難室になっていて

3階部分が「凸」の字のように突き出ている



建設費約80万円のうち一部を国が補助していた

画像の右から2件目の家が当時のまま今も住んでいる家である