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マギレコのクリスマス&お正月キャラはだれ?

2023年12月02日 | まどマギ・マギレコ
きのう、マギレコのクリスマス魔法少女とお正月魔法少女はだれか、考えていました。

結論からいいますね。

クリスマス……双葉さな絵本ver.
お正月…………藍家ひめな晴着ver.

対抗として、笠音アオ(幼児期)晴着ver.、アシュリー・テイラー×千秋理子のペアユニットのクリスマスverなど。いずれも人気があり、アシュ理子はイベントストーリーの定番ですが、そろそろペアユニットとして押し出したいところですね。

お正月キャラクターは、原作(まどマギ)キャラ→マギレコオリジナルキャラの順番で来ています。今年は「暁美ほむら」晴着ver.だったので、来年はマギレコキャラクターの番です。

双葉さなは、「チームみかづき荘」でメインキャラ5人のひとりですが、別衣装バージョンは、「ウワサのさな」の1バージョンしかありません。メインの環いろはと七海やちよは5バージョン、由比鶴乃と深月フェリシアは2バージョンあるにもかかわらず、です(中には別衣装とかいうか、別人というしかないキャラクターも含まれますが)。

そろそろさなちゃんにも新しいバージョンがほしいところですね。さなちゃんをお正月キャラでなく、クリスマスキャラと予想したのは、晴着は配布され着せ替え可能だからです。

藍家ひめなは、第二部から登場した「ネオ・マギウス」のリーダーです。第二部は、主人公の環いろはがリーダーの「神浜マギアユニオン」、秘境の山村・霧峰村を本拠にする「時女一族」、二木市の「プロミスブラッド」、魔法少女至上主義を掲げる「ネオ・マギウス」、以上のグループ間の抗争を観察する湯国市の「午前0時のフォークロア」などの魔法少女グループが登場しました。

このうち、「ネオ・マギウス」の魔法少女だけは、まだ別バージョンが出ていません。だから、そろそろひめなちゃんの出番かなと思ったのですが。

しかし、きのう発表されたマギレコの【予想キャンペーン】のPVは、私の予想を斜め上をいくものでした。




第二部もヒストリア編も、重い話が続いたので、私は、今年のクリスマスはかわいくて楽しい話を期待していたのですよ。さなちゃんが絵本の世界で、土岐すなおちゃんと「こねこのゴロゴロ」トークで盛り上がるお話なんか、見てみたいじゃないですか。

しかし、もともと、マギレコのクリスマスキャラクターは、だれが来るのか、予測不可能な部分はありました。

2017年の初めてのクリスマス限定キャラクターも、「突然失礼」といって他人の家に不法侵入してくる、巴マミの「ホーリー・マミ」でしたからね。
2019年の五十鈴れんと綾野梨花のペアユニットだって、五十鈴れん推しの私も予想だにしませんでした。
昨年2022年の「梓みふゆ おとぎ話ver.」だって、だれが想像したでしょうか。からだは成熟した女性なのに(みふゆをモデルにしてきた天才画家のアリナ・グレイは、彼女のからだを「パーフェクト・ボディ」と評しています)、こころは小学生というあのキャラ設定は、変態紳士の受け狙いだったのでしょうか。

マギレコの「予想キャンペーン」で公開されたPVは、クリスマス感ゼロの、いかにも「まどマギ」らしいPVでした。














うーむ!

このPVを見て、クリスマスキャラクターについては、私の予想したさなちゃんとひめなちゃんの線はなくなりました。

マギレコには、家族や親友と悲しい離別を体験した魔法少女たちは大勢登場します。しかし、傍目に見て、「悲しみ」はともかく「復讐」ということばを連想させ、この不穏なPVにぴったりなのは、すでに多くの人がリプライしているように、「瀬奈みこと」ひとりだけです。

「手を引いてほしい」ということばにユーザーが思い出すのは、学校をめちゃくちゃにして、瀬奈みことと更紗帆奈のふたりが逃走する、このシーンではないでしょうか。



瀬奈みことは絶望のはてに魔女化しながらも、本来なら失うはずの人としての人格を保ちつづけたイレギュラーです。いまでは「魔法少女浄化システム」を支える概念的な何かになったはずなのですが、また「人」としての未練や後悔が湧き上がったということなのかな。よくわかりません。

墨塗り部には5文字か6文字入りそうです。

私が予想したさなちゃんも、ひめなちゃんも、悲しい別れを体験してきた魔法少女です。

しかし、さなちゃんのにとってのウワサ空間のAIの「アイちゃん」は、5文字でちょうどいいのですが、しあわせな記憶と結びついており、「復讐」とも、あの不穏なイラストとも結びつきません。またアイちゃんと会いたいと思うことがあったとしても、さなちゃんはすでに「みかづき荘」という新しい居場所を得ており、それを引き換えにするほどとは思えません。ワンチャン、「概念」になってしまった「いろはさん」と会いたいという可能性もありますが、いろはとういがいつでも現世に帰ってこれることは、六周年イベントで明らかにされたとおりです。

ひめなちゃんの「ヒコくん」は、字足らずですね。ヒコくんを自殺に追いやったこの世界に対して、彼女がいまも復讐したいと考えていてもおかしくはありません。しかし、ヒコくんは、魔法少女になったときの願いどおり彼女の中に「実在」していて、ふたりはそれなり幸せそうです。彼女がふたたびこの世にヒコくんをこの世に現前させたい、と願う可能性もゼロではないと思いますが、あの不穏なイラストには結びつかないような気がします。

今回は、みことちゃんの人気ぶりをあらためて感じました。
同じ「ぷにゃん」さんデザインの「八雲みたま」さんと同じく、ものすごい美人さんです。差別と偏見にさらされてきた「東」の「大東区」出身の団地育ちで、この世の破滅を願いながら、天然さんでおちゃめなところも、みたまさんと共通していますね。決定的にちがうのは、料理上手なところ。家が経済的に苦しいこともあって、もやし料理やパンの耳のラスクなどが得意なようです。

みこととみたま、ふたりの願いがシンクロしたところに、マギレコ世界の渾沌も始まるのでした。普通の少女として、しあわせに暮らしたいと願っただけの少女たちに、この世界はあまりに過酷で残酷すぎました。

みことと帆奈の友情物語「サヨナラストレージ」には、五十鈴れんが主人公の「君と綴る日記」のBGM(24秒ごろスタート)が用いられていました。

オリジナルのBGMを作ってあげたらいいのに、大人の事情かな。

この曲は私にとって五十鈴れんのテーマ曲なのですが、みことと帆奈の物語に、こんなふさわしい曲はなと思いました。みこと帆奈は、梨花とれんとは正反対に、破滅に向かってまっしぐらなのですが。

青春とはなにか。私の郷里の旧制新潟高校の講演で、太宰治は「純粋ごっこ」のドタバタ劇だと述べていたものでした。「君と綴る日記」も、この「サヨナラストレージ」も、まさに「純粋ごっこ」のドタバタ劇でした。この二つの物語の共通点は、「サプライズ」ですね。梨花はれんにサプライズを仕掛けようとして、すれ違いに終わり、れんは悲嘆にくれましたが(しかし雨降って地固まる)、帆奈はみことに対するサプライズに成功します。

みことちゃん、ハッピーバースデー。そして、ハッピークリスマス? まだクリスマスキャラが誰になるのか、わからないわけですけれどね。

しかし、みことちゃん、ほんとうに美人さんですね。





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