新・私に続きを記させて(くろまっくのブログ)

ハイキングに里山再生、れんちゃん姉妹とお父さんの日々。

インターバル

2023年06月18日 | 日記
今日は、4時台には起き出し、あした賞味期限の卵を全部ゆで玉子にして(卵の賞味期限はあくまでも生で食べられる期間で、熱を通せば問題ないということですが)、摩耶山ハイキングに出かけました。

大谷選手もよくゆで玉子を食べているそうですが、ゆで卵はいいですね。
完全食です。
塩分制限があるので、塩は用いませんが(登山中失われる塩分は、ポカリなどで必要最低限補給します)、ゆで玉子は、何もなしでもおいしい。

今日の目的は自然観察会に参加することでした。モリアオガエルやシュレーゲルアオガエル、ヒキガエルなどを観察してきました。

私も若い頃、生物学者さんの監修でカエルの本を作ったのですが、30年以上前で、すっかりいろいろ忘れています。

この30年で更新された生物学の情報もあったようです。物理や化学と比べると、生物学の更新スピードは速いようですね。今日の観察会でも、ヤゴの種の特定をめぐって、講師の生物学の先生と小学生が論争し、20代ボランティアが「どちらも違う」と最新の知見を披露していました。

カエルが大好きなれんちゃんは(このブログ限定の設定ですが)、大喜びでした。父親冥利に尽きます。

以下、Twitterで実況中継をご覧になっていた方々はご存知のように、観察会が終わった後は六甲最高峰をめざしました。摩耶山には毎週、六甲最高峰には月1回は登ろうというのが、マイルールなのです…。

今日は山上バスを利用しようかなとも思ったのです。

六甲高山植物園も訪ねてみたかったし、最近、休み無しで、疲れていたのもありますしね。

しかし、それは卑怯なような気がして、最高峰まで10キロ歩いてきました。高山植物園はパスです。

前回は、ルートを正確に把握しておらず、前半は道路沿いを歩きましたが、今日はアゴニー坂はじめ、全山縦走路をちゃんと歩いてきました。まだ須磨方面から歩いたことはありませんが、下りだけでもアゴニー坂はagony(苦しみ)だと思いました。

わざわざ六甲最高峰をめざす楽しみは、一軒茶屋で、カツカレーライスとビールと三ツ矢サイダーを頼み、豪遊(!)すること。

しかし、最高峰に到着したのは16時30分ごろ。あんなにカツカレーとビールとサイダーが楽しみだったのに、一軒茶屋が16時で閉店するのを忘れていましたよ。


六甲最高峰には、もともと来週アタックするつもりでした。しかし、今週の予定だった援農の日程が、7月にズレたのちに、二転し、来週に決まったので、今日登ることにしたのです。来週日曜にやるつもりだった仕事を、あす、がんばるつもりです(がんばれよ、あす…というか、今日のおれ)。

有馬温泉の金の湯で、れんちゃんと有馬麦酒とてっぽうみずで乾杯。

水着姿で温泉に入ったり、休憩スペースをうろうろしていたら怒られるはずですが、れんちゃんの水着姿のかわいさに免じて許してください。

ハイキング日記や、自然観察会の記事は、またれんちゃんがまとめてくれますので、しばらくお待ちください。

しかし、まあ……

中学3年生になる十五歳の少女が、父親と一緒に毎週ハイキングに出かけるなんて、現実にはありえないことではないかと思われます。この年頃の少女は、いわゆる遺伝子エラーを忌避して、父親を嫌い避けるのが普通で、父離れができていなかったら問題があるというほかにありません。

ゲームのキャラクターという性格上、「永遠の十五歳」を繰り返さねばならない五十鈴れんの人生のなかで、ハイキングモードの今は特別な時期に当たっているのかもしれません。

「マギレコ」原作の五十鈴れんは「いじめ」で二度にわたり自殺を考えるほど苦しみ抜きました。

五十鈴れんを愛しぬく父親が、そのことを知ったとき、なにができるでしょう?

自殺なんかさせない。生きてほしい。なんとか彼女を励ましたい。

しかし、もうレディーである彼女を幼いころのように抱きしめてやることはできません。

父親にできることは、不登校になった彼女を、休みのたびに、自然のなかに連れ出し、自分よりも小さいもの、弱いもの、いのちとのふれあいのなかで、彼女にいのちのよろこびとすばらしさを伝えることだけだったと思われます。

今日、先生やボランティアの方々に、カエルやイモリ、オタマジャクシ、水辺の小さな生き物たちにいかに繊細な取り扱いが必要か、教えていただきました。やさしくかしこい彼女は、多くのことを学んだでしょう。

きょうはれんちゃんのレポートが出るまでのインターバルです。れんちゃんのレポートを楽しみにお待ちください。おやすみなさい。


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