


その地を歩き、その地の空気を吸い、見つけ、掴む。N.Y/SOHOで変わり行く風を感じてこられたギャラリーオーナーさんのその言葉が、とても新鮮に心に響く。ネット社会の中で便利になった分、置き去りにしがちな、この自分の足、自分の手を、もっと使わなきゃいけない。匂い、手触り、風、音... この感触をもっと感じていなきゃいけない。自分の立ってるこの場所がどこなのか?そして、どこへ歩み出すのか?その一歩ずつに伝わる足底と大地の摩擦に何を感じるのか?それを探す為に、敢えて?僕は何をしようとしてるのか?17歳の僕が立っていたあの場所は、パイナップル畑の錆れた農機具小屋に吹き抜けていった風の中なのだ。