鐵屋+Cafe ~島々ノ文化ノ風ガフク~ 現代アート 鉄彫刻家

鉄彫刻家の創作な日々と鐵屋+Cafeの島風な日々。『紅い鉄』『土へ還る鉄』を暮らしへと♪島文化薫るカフェとアートな鉄。

テッパコ 6月のオープン♪ テーマは?[ スツール&ベンチ]

2018年05月18日 18時17分43秒 | 創作・活動 

6月のOPEN/

次回のテッパコOPENは、
6月17日(日曜日)
11:00-15:00
第2駐車場コンテナ倉庫
テッパコテーマ
[ STOOL&BENCH ]

飾台やサイドテーブルとしても
遣えるスツール&ベンチをはじめ、
Fご夫妻様からご提案がありました
ローテーブル用のロースツール。
オーダーサイズでの制作も
いつでも承っております。
間に合えば、
箱型スツールもお披露目したいです。

#テッパコ #鉄箱 #TEPPACO #6月17日オープン #次開催のお知らせ #鐵屋プラスカフェ #スツール #ベンチ #stool #bench #ロースツール #オーダーサイズ #アイアン家具 #鉄

今、こういうことを描けない僕がいる。

2018年05月18日 09時37分56秒 | 日記


今、作品制作のテーマを
ぼんやりと浮かべていて、
息子の作品のことを含め、
吸収して吐き出したい時期なのか?
過去の自分と向き合ってみた。
その瞬間瞬間で生きるってことの
証しみたいものを
過去のメッセージから拾い集め、
何処かで、
それらに救われたいなんて、
感じてるんだろうな。
なんか、弱ってる。

以下、1年前のブログ記事。

[審査評抜粋]
最優秀賞に選ばれた今岡秀則[鉄の雨の詩 ~鉄打つ僕と鉄の雨に打たれた君~]は、即座に賞が決定したスケール感の大きな作品である。題名はいささか難解ながら、製作技術についても熟達の域に達しており、廃材を利用しての重厚な、ある意味の不気味さを醸し出す主張に独特なスケールを感じさせる。


貴重な審査評、ありがとうございます。有り難く、受け止め、今後の作品創作への糧とします。


審査評は、公募展出品する中で、とても大切なメッセージとなります。評価は様々であり、それらが全てでもなく、実力、方向性なども含め、立ち位置みたいなものを再確認する意味でも、とても良き機会であります。出品することで、一線でご活躍されておられる方々から見た自分の作品がどう映るのか?それも良き機会です。



評価という意味で、描き綴ったこの機会なので、作品創作を続けることについて、少し、ハード面から見たお話をしたいと思います。長くなります(笑)

彫刻部門は、この、みえ県展だけではなく、全国公募でも同じ傾向にあり、みえ展においては、前年より出品数が少なく、年々、減少傾向にあることと、10年前の半分の出品数に、何かしら、中堅現役の僕たちが、アクションを起こしていかねばと、感じております。

彫刻、立体造形の制作を続けることは、物理的にも経済的、環境的にも、何かと制約も生まれ、厳しさはあるかと思いますが、今回も、10代の若手が、入賞していることを見てると、若者というもよりも、30、40、50代の子育て世代の切実な経済的な背景が影響してるのかな?とも感じます。

僕も正直、作品創作に入ると、一旦、無職になります。お恥ずかしいことですが、危機感をいつも感じてます。経済的な安定を求めれば、とてもじゃないけど、子育て、家庭を持ってる者としては、創作なんて二の次となるわけです。心が折れそうになることなんて、いつものことです。365日の内、300日くらいは、苦悩の日々かもしれません。65日の楽しさは、×5はあるのも確かです。例えなので、実際は、×10の年もあれば、×1の年だってあります。だから、続けているんだと思います。でも、その原動力はなんなのか?僕自身もハッキリとしたものは何も見えてません。探してる途中なんだと思います。

ソフト面から見た作品創作を続けてゆくことは、また後日、描き綴りたいと思いますが、今、ハッキリと云えることは、ソフト面とハード面のバランスがとても大切なことだと実感しています。

以前、偶然見つけたある彫刻家のブログ記事に書いてあったことで、『心の安定』という言葉がありました。少しニュアンスの差があるかもしれませんが、こんなことが描かれておりました。田舎へ移住し、生活費を抑えることを実現。野菜を育てたり、薪で火を起こしたり、光熱費を抑え、制作の場も広く使え、騒音も気にしなくてすむ。そんな環境を整え、作品製作を続ける道を選択したことで、経済的な安定を図り、心の安定に重きをおかれたと綴られておりました。

僕自身も、それに似たようなものです。

売るために作品創作をすることも必要だし、己のメッセージを伝える為に作品創作することも必要。そのバランスを器用に出来れば良いですが、そうもいかないのも現実です。今の現状に満足したなんて思うことは、創作の終わりを告げるものだと思ってます。作品を創り続けていきたいと思えてることは、心の安定があるからだと思います。もし、家族の生活に支障を与えるならば、僕は創作を辞めると決めてます。それだけは、ハッキリとした僕自身が見つけたひとつの答えです。

作品が全く売れなくても、作品を育ててくださる方々がいます。自分よりもテクニックがある人は沢山いますが、自分にしか創れない作品、作風を持ってる人はそんなに多くないです。一時の時代の流れに乗れる人もいれば、あとから来た波に乗って、時代の先を走る人もいます。時代よりも先を走り続けてしまう人もいます。

だから、続けることが出来れば、
自分らしい作品と出逢えると思います。たまに、これかな?と出逢える瞬間を楽しんで、変わらないまま、変わり続けてゆくことも大切だと感じてます。

意味不明なことかもしれませんが、『変らないまま変わってゆく』
サカナクションのボーカルの方が
云っていた言葉です。とても、いい言葉で、とても自然体で好きな言葉です。

それが、今、僕が感じる
作品創作を続けてゆく意味だと
思えてます。










七夕銀河の芸術祭2018

2018年05月17日 18時15分11秒 | 創作・活動 

出展します。

どんなスタイルでの作品展示か?
今月末の詳細打ち合わせで決めます。
大須のどこのお寺だろう。

大須は、19 、20歳の頃、
カメラマンアシスタントとして、
フォトスタジオに勤めていたので、
懐かしいです。
中学生の頃は、
学生服を買いに行ったり、
何故か?父親との思い出もあり、
劇団の公演を観に行ったり、
とても、深いスポットです。
なので、すごく楽しみ。


#七夕銀河の芸術祭2018 #祈り #大須 #たこ焼きの加納屋さんまだあるかな #その前に寺町芸術祭に出品 #名芸出身が多いのかな #名古屋のアートシーンを盛り上げたい #父親との思い出の場所 #フリマニャさんのメニュースタンドを作らせていただいた

彫刻部門入選最年少。

2018年05月17日 10時24分14秒 | 創作・活動 

第69回みえ県展
会期 5/19~6/3
会場 三重県文化会館
あなたが選ぶ作品賞投票
5/19~5/26

僕は20日に行きます。

彫刻部門入選 最年少か
僕もあの頃に戻りたいなんて、
思ってしまった。
彫刻は、40も50も若手。
まだまだ作品をつくり続けます。

なんだか、
息子からエールを貰った感じ。

鉄の雨 再び。

2018年05月14日 00時00分18秒 | 創作・活動 


暑い夏が来ると…
いつも、鉄の雨。という言葉と
闘う自分がいる。

世界中で、
鉄が人の命を奪う武器として
使われてきたことに
心締めつけられる。
鉄が悪いんじゃなくて、
人が悪いのはわかってるけど…
鉄と向き合ってる以上は、
一度は、
受け入れなくちゃいけないこと。
ヒッタイト人が鉄を発明し、
暮らしが豊かになるどころか
戦の改革に発展していく…


鉄って?

ギラギラ燃ゆる
灼熱の太陽の隙間から
鉄の雨が降って来たんだろうか?
裸足で泥だらけになりながら
泣き叫ぶ乳飲み子抱き抱えて、
母は死に物狂いで、
風靡くウージの中を
走り抜けたのだろうか?
ガマで息を潜めて
鉄の塊の砲火におびえ、
肩を抱き寄せていたのだろうか?
赤子の泣き声を塞ぐ親心に
緊張が走る。

束の間の
静けさを取り戻した月夜に、
蛍の灯に道標をみつけることが
出来たのだろうか?

鉄…

僕はこの鉄で、
何を伝えるべきなんだろうか?

暑い夏に今年も問う…

鉄の雨。

数年前に
書き綴った。

そして、
2017年に、
鉄の雨の詩を発表。

2018年
再び発表す。