kurogenkokuです。
198冊目は・・・。
経営の未来
ゲイリー・ハメル 著 日本経済新聞出版社
「502教室闇オフ会 in 秩父」を開催した時
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/2812.html
netplusさんに「kuro兄、この本読んだことある?」と聞かれました。概要を聞いたところ面白そうだったので早速購入してみました。
期待したとおり、非常に勉強になる良書でした。
(注)
ゲイリー・ハメルと言えば『コア・コンピタンス経営』の著者として有名です。
本書でキーワード等をメモしておきますと・・・。
・近代経営管理の仕組みは、気ままで独断的で、自由な精神を持つ人間を標準やルールに従わせはするが、それによって莫大な量の創造力と自主性を無駄にする
・危機に見舞われなくても継続的な自己変革を行うことのできる組織を築くこと。目指すべきはこれなのだ。
・今日では、従順さや勤勉さや知識はただ同然で買うことができる
・現在が未来への手引きとしてますます信頼できないものになっている世界では、競争に勝ち残れるか否かは、次に来ると思われるものに備えて計画することより、むしろ次に来る可能性があるものを絶え間なく実験することにかかっている
・(経営をイノベーションするための挑戦課題)1.戦略変更のペースを劇的に加速させること、2.イノベーションをすべての社員の日常業務とすること、3.社員を奮起させ最高の力を発揮させる労働環境を築くこと
【目次】
はじめに
第I部 なぜ経営管理イノベーションが重要なのか
第1章 経営管理は終わったのか
第2章 究極の優位
第3章 経営管理イノベーションの挑戦課題
第II部 経営管理イノベーションの実行例
第4章 目的で結ばれたコミュニティを築く――ホールフーズ・マーケット
第5章 イノベーションの民主主義を築く――W・L・ゴア
第6章 進化する優位を目指す――グーグル
第III部 経営の未来を思い描く
第7章 束縛から逃れる
第8章 新しい原理を見つける
第9章 周縁から学ぶ
第IV部 経営の未来を築く
第10章 経営管理イノベーターになる
第11章 マネジメント2.0を築く
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