kurogenkokuです。
237冊目は・・・。
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原発事故 残留汚染の危険性
武田邦彦 著 朝日新聞出版
ここのところのニュースや政府の対応を見ていると、どこまでが本当の情報か、何を信じたら良いのか判断に迷います。
特に原発問題。kurogenkokuは某総理大臣と違って原発問題には素人です。ですが「知ろうとする努力」はしなければならないのではないかと思い、いろいろな本を購入しました。そのうちの一冊が本書です・・・。
著者はテレビによく登場するので有名です。
著者は原発推進派でありました。ただし断り書きが書いてあります。「安全な原子力推進派」つまり「不安全な原子力反対派」だと。
内容は専門用語を極力避けて、無知な我々に対しわかり易く解説しています。
そんな本書が訴えているのは「やはり起こるべくして起こった事故だなぁ」ということです。
巻末に著者が残したメッセージ。印象的でした。皆さんはどう感じるでしょうか。。。
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私たち(原子力関係者)は失敗したのです。
私たちの考えは間違っていたのです。
私たちが今まで正しいと思っていたことは間違っていたのです。
(中略)
私たちは、今後どんなことがあっても「科学的に間違っていること」を許さない強い信念が求められるでしょう。
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【目次】
第1章 いったい何が起こったのか?
第2章 そもそも何が問題なのか?
第3章 どうすれば身を守れるのか?
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