kurogenkokuです。
312冊目は
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僕は君たちに武器を配りたい
瀧本 哲史 著 講談社
いまさらですが、読んでみました。
読んだことの無い方が誤解を招くといけないので、ごく基本的な部分を説明しますと「戦争の本」ではないです。
変化の激しい経済状況において、自分の力で道を切り開き、ゲリラとして生き残るための「武器」について著者がアドバイスしていくというもの。
正直な感想を書きますと「非常に面白かった」です。
20代が生き残るための思考法ということでしたが、特に20代に限定する必要も無かったのかなという気がします。
コモディティ化が進んでいる現代において、生き残るためにはスペシャリティストになることが必要。
このあたりは先日読んだ「10年後に食える仕事 食えない仕事」と共通しています。
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/3333.html
資本主義で成功するのはトレーダー、エキスパート、マーケター、イノベーター、リーダー、インベスターの6パターン。そのうち現在を生き抜くのはマーケター、イノベーター、リーダー、インベスターの4つ。
「儲かる漁師と、儲からない漁師」の話を例にわかりやすく解説してくださっています。
サラリーマンこそ「ハイリスク・ローリターンな職業」というのも著者らしくて興味深い。
学生でもわかるような平易な文書で書かれているので、広くお勧めできる本だと思います。
【目次】
はじめに
第1章 勉強できてもコモディティ
第2章 「本物の資本主義」が日本にやってきた
第3章 学校では教えてくれない資本主義の現在
第4章 日本人で生き残る4つのタイプと、生き残れない2つのタイプ
第5章 企業の浮沈のカギを握る「マーケター」という働き方
第6章 イノベーター=起業家を目指せ
第7章 本当はクレイジーなリーダーたち
第8章 投資家として生きる本当の意味
第9章 ゲリラ戦のはじまり
本書で手に入れた武器
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