住宅の省エネ基準としてトップランナー基準が設けられています。非木造の住宅が住宅版エコポイントを取得するにはこの基準をクリアしないといけないことになっています。しかし、木造住宅では次世代省エネ基準達成が要件となっていてトップランナー基準に達していなくともよいことになっています。これは木材を構造材として多用することがすでにエコだからという理由からだそうです。う~ん。なにか違和感を覚えますね。トップランナー基準そもそもが省エネ設備の数値に依存しているわけで建物の性能・品質を消費エネルギー換算していないのですから。環境問題や省エネ効果を表示するなら、車における燃費性能のように住宅本体のもつ性能=年間そので住宅で快適に暮らそうとするときに必要な燃費を表示するほうがストレートではないでしょうかね。