今更ながらだか、最近BSで放送された「私の頭の中の消しゴム」を見た。若年性アルツハイマーになった女性の話。随分前にヒットした映画だけど、見たことがなかった。
一番心が動いたのが、主人公が記憶を失くなっていくことを悲しむ場面や、医師の説明。
私の記憶喪失はアルツハイマーのせいではなく、進行は止まっているけれど(薬で脳の発作を抑えてるおかげか?)、記憶喪失が無くなったわけではない。過去の記憶の一部は失なわれたのか戻ってこないし、新たな記憶も定着せずに消えていくものも多い。記憶の中にあってもすぐに思いだせなかったり、思い出すときに混濁していることも多い(場所とか時間とか物事など・・)。
仕事していた時は、その場で思い出せず、あとから思い出して悔しい思いをすることもしばしばあった。濡衣着せられて、でもその場で思い出せなくて言い返せなかったりね。
今も覚えは悪くて、携帯やメモ用紙にやることリストを書いておいたり、カレンダーで期日管理したり、それでも時々抜け落ちる。
忘れるということは、美しく例えられることもあるけど、悲しいよ。
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