小学校教員ブログ

徹底反復学習、『学び合い』、働き方改革に興味があります。
1日1回の更新が目標。このブログは個人の見解です。

『子供を動かす法則』新学期向け読書④

2019-03-24 21:59:00 | 読書記録

子供に動きやすい指示を出せるようになるための心得について書かれた本です。何度でも読み返しても新たな発見があります。

・子供を動かす法則

①指示をするときには、何をどれだけするのか。終わったらどうするのかを明確にする。(p18)

②そして、まじめに仕事をした授業で目立たない子をほめる。(p21)

③評価するとはまずよいところをみてあげること(p22)

以外とできていないことが多いです。

 

・しくみとルールで大事なこと(p46、47)

①今まで(全学年)とのルールちがくないか

②ルールの意味を語る

③学級内の全員に伝える。

自分は、①で大失敗したことがあります。

 

・ほめることによって子供を動かす(p50)

何から何までほめることはない。ほめるに値するものを見つける目を必要とする。

 

自分の学級をみている子供が動いていると錯覚していた。基本にもどって動かし方についてかんがえていきたい。


『黄金の1習慣でつくる学級システム化小辞典』新学年向け読書③

2019-03-23 17:39:04 | 読書記録
授業以外の給食、そうじ、当番活動について書かれた本です。
今年度も4月に読んで参考にした1冊です。
それらが安定するとむだにしからなくてはいけない場面がへるので学級が安定します。

システムづくりについて
1、個人対応はしてはいけない。
2、担任がいなくてもすごせることをイメージする。
3、全員に徹底する。

〈当番活動〉
クラスの人数分当番を用意する。すべてが重要な仕事だと伝え、立候補制じゃんけんで決める。

〈そうじ〉
だれがどこをやるのかを明確にする。
役割を分担し、一人一人に役割をつくる。

〈給食〉
最初に給食着をとらせる。移動教室の場合は先にとらせておく。

ほかにも、朝の会や宿題の出させ方などたくさん書いてあります。実用的な1冊です。

『若き教師のための授業学』新学年向け読書②

2019-03-23 16:01:37 | 読書記録
2冊目陰山先生の本です。
自分が力を入れている徹底反復の復習をかねて読みました。
基礎基本を定着させることと子供の興味を高めることの両方が大事だと思いました。

大切だと思ったこと
〈授業〉
1、説明と質問の時間は分ける
2、大声で子どもを静かにしない。目線、あえて黙る、近く付く。
3、指示は箇条書きのように 最後まで示してから動かす。
4、教師の表現の工夫
声のスピード、声の大きさ、声の高低、手などの動き、表情などに変化をつける。
表情は鏡を見る。
5、授業づくり、シンプル、効率化、繰り返し
6、学力は書く量×質で決まる
7、時間を意識して授業する
8、赤ペンを持って机間指導
子どもの意見から授業の流れを考える。いい意見に赤線をひく。書けてない子に例を示す。
9、発問、指示で集中させる
わかったらすわる。てをあげてない子は立たせる。わからない子は立たせる。
〈反復学習〉
10、百マス計算、百割計算→1問1秒ができるようにする。
11、音読、さっと読める、覚えさせたい内容を文書化し覚えさせる
12、漢字、熟語プリントで完全習熟
〈国語〉
13、読解:主語、述語、指示語、修飾語が大切
14、表現読み:「声を変えよう」声の高低、速さ、大きさを変える。「文章に間をとろう」文章の区切り
15、聞く力は鍛えることでのびる。聴写、話を聞いてまとめる、メモをとる
16、話すのは小集団で練習させる。書かせてから発表させる。
〈算数〉
17、計算練習:同じ問題をとかせる。その単元で難しい問題をくりかえす。
18、文章題:イメージを絵や図に表す。式に単位をつける。
〈社会〉
19、教科書をきちんと読めるにする。用語:かるたやワークシートで反復。
20、資料読解:目立つところに注目させる。
〈理科〉
21、教科書にない面白実験や面白授業

『授業の腕を上げる法則』新学年向け読書①

2019-03-16 14:50:04 | 読書記録
今年の成績などにもめどがついたので来年度に向けて準備していきます。

1冊目は、TOSSの向山先生の『授業の腕を上げる法則』です。
賛否がありますが、新卒時代を乗り切れたのはTOSSの本です。おすすめです。

授業の原則は①趣意説明、②一時一時 ③簡明 ④全員 ⑤所・時・物 ⑥細分化 ⑦空白禁止 ⑧確認 ⑨個別評定 ⑩激励

授業での説明で大事なのは
①趣意説明 ②一時一時 ③簡明 ④全員 
何かをもっているときに指示したのは指示したことにならない。
また、最後の行動を示してから動かさないといけない。

それらでやることを指示した後に大事なのは
⑧確認 ⑨個別評定 ⑩激励
そのため、何がよくて何がだめなのか教員がわかってないといけない。

そして授業内では
⑤所・時・物が確保されることで、子供の活動が発展する。

教える内容については、
⑥細分化が大切で指導内容について細分化し解釈し発問する。

授業全体では
⑦空白禁止であり、苦手な児童には何度も簡単に指導し、得意な児童には発展課題を用意する必要がある。

授業の腕をあげる法則は、
根拠をもって実態をつかむことである。
四則計算、読み書き、友達とのかかわり、虫歯治療など項目ぐらい実態をつかむ必要がある。

『教師がブラック残業から身を守る方法』を読んで

2019-03-03 13:39:01 | 読書記録
『教師がブラック残業から身を守る方法』 西川 純 著

『学び合い』から西川先生のことを知り、手にとってみました。
自分を守るためには、
法律を知る。
強い意志を持つ。
ことが改めて大事だと思いました。

子どものほうが先に来る勤務時間。
勤務時間外にやらないと終わらない仕事量。

勤務時間外には働かないことが改めて大事だと思いました。