ドビュッシー、音楽と美術ー印象派と象徴派のあいだで
ブリジストン美術館(2012/08/07)
ドビュッシーのことはよくわからないのだけど、所蔵作品にも興味があったし、出かけてみた。
ルノワール・マネ・モネといった印象派の巨匠の小品。点描と日本趣味といったお馴染みの感がある中で、今回目を引いたのが、モーリス・ドニの作品。ナビ派といわれるグループに属し、絵画は単なる色彩の寄せ集めだなんて言ったそうだけれど、平面的なその絵はまさに異世界だ。ルノワールが命をいとおしみ、「生」を写し取ることに邁進しているとすれば、ドニの方は、その洗練された画面の中で、「死」をも同時に描いているのかもしれない。
↓展覧会HP
http://debussy.exhn.jp/ex01.html
モーリス・ドニ「ミューズたち」1893年 オルセー美術館
エドゥワール・マネ「浜辺にて」1873年 オルセー美術館
ブリジストン美術館(2012/08/07)
ドビュッシーのことはよくわからないのだけど、所蔵作品にも興味があったし、出かけてみた。
ルノワール・マネ・モネといった印象派の巨匠の小品。点描と日本趣味といったお馴染みの感がある中で、今回目を引いたのが、モーリス・ドニの作品。ナビ派といわれるグループに属し、絵画は単なる色彩の寄せ集めだなんて言ったそうだけれど、平面的なその絵はまさに異世界だ。ルノワールが命をいとおしみ、「生」を写し取ることに邁進しているとすれば、ドニの方は、その洗練された画面の中で、「死」をも同時に描いているのかもしれない。
↓展覧会HP
http://debussy.exhn.jp/ex01.html
モーリス・ドニ「ミューズたち」1893年 オルセー美術館
エドゥワール・マネ「浜辺にて」1873年 オルセー美術館