びぼーろぐ

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レ・ミゼラブル

2013-01-12 | レビュー
レ・ミゼラブル



トム・フーバー監督

配役
ジャン・バルジャン  ヒュー・ジャックマン
ジャベール警部    ラッセル・クロウ
ファンティーヌ    アン・ハサウェイ
コゼット       アマンダ・セイフライド
マリウス       エディ・レッドメイン

 フランスの文豪ビクトル・ユゴーの大河小説。
「正義と善」という重いテーマを引きながらも、ハリウッド的で十分楽しめる娯楽作品に仕上がっていました。 
時はフランス革命後の動乱期。一度は「解放」を手に入れたものの列強諸国との戦争や、王政への揺れ戻し・度重なる暴動の中で、民衆は疲弊しきっていた。若い共和国が、未だ「正義」の扱いに不慣れで、人心を手なづけられずにいる時代の話。現代でも「正義」はときに冷酷に物事を一刀両断してしまう。だからこそセイフティネットが必要なんだな。
キャスティングは、文句のつけようもなく、中でも、アン・ハサウェイの体当たり演技はかなり堂に入っていて、ミゼラブルな状況での哀しみをよく表現できていたと思う。コゼット役のアマンダ・セイフライドの透明感あふれる美しさがこの映画の「宝石」だ。いたいけなコゼットや勇ましい少年革命家のガブローシュも素晴らしい。

http://www.lesmiserables-movie.jp/

動員の革命

2013-01-10 | レビュー
動員の革命 ソーシャルメディアは何を変えたのか
 津田大介 2012年

 ジャーナリスト・メディアアクティビストとして、各種メディアで活躍する津田大介氏。彼の行動は、既成のメディアを攪乱しているようにもみえるが、実際は、SNSで「繋ぐ」ことで、世の中をより広い地平に向かって先導している。
 最新刊は「ウェブで政治を動かす」。時代の寵児と言ってもいいだろう。かつてのホリエモンのようなぎらついた野心などは感じられない。むしろ使命感を持って、より高度に「民主的」な社会を志向するクレバーな青年だ。 
 確かにSNSは、何らかのイシューについての動員数をスピーディーにかつ飛躍的に増やすことができる。ある意味で「革命」かもしれない。が、この先起きてくるであろう「ムーブメント」が革命を引き起こすかは別問題だ。
 

ドイツ料理 ツァ・ディーレ

2013-01-09 | グルメ
ドイツ料理レストラン 「ツァ・ディーレ」

「みんなが集まるところ」という意味だそうです。
16年ぶりに訪れました。
長きに亘ってお店が存続しているからには、愛されているのでしょう。
なるほど、十分手をかけた丁寧な仕事です。
シンプルな野菜の扱いなどから、シェフの真面目さが伝わってくる気がしました。

素材を大切に生かし、日本料理のような繊細さが感じられる一品一品でした。



懐かしきバイエルン!
ニュルンベルグソーセージ




http://www.zurdeele.co.jp/