びぼーろぐ

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くるりライブ

2012-11-10 | レビュー
「国民の性欲が第一」ツアー 名古屋公演 於zepp nagoya
People's sexual desire first

大半がアルバム「坩堝の電圧」から



set list↓

1.chili pepper japones
2.everybody feels the same
3.crab reactor future
4.taurus
5.argentina
6.dancing shoes
7.bumblebee
8.o.A.o
9.dog
10.soma
11.china dress
12.jumbo
13.ブレーメン
14.how to go
15.のぞみ1号
16.glory days
アンコール
17.惑星
18.ロックンロール
19.ワンダーフォーゲル
20.white out(heavy metal)

 京都から来たロックバンド・くるり
2012年震災後の日本にあって強烈なオリジナリティを放つロックバンドだ。もう今や何風でも無い、洋風でも和風でも、ユーロでもアジアンでもない、オルタナティブとういう表現すらわざとらしく感じる。まさにジャンルを超えた「くるり」という一品。いろいろ入っているのがデフォルトの「ラーメン」みたいな。そこに麺さえあれば、どんなスープであろうと、具材だろうと、国産であろうとなかろうと、それは日本の「ラーメン」=「くるり」なのである。かつてこれほど守備範囲の広いバンドがあっただろうか。岸田繁の引きだしの多彩さにはホントに敬服してしまう。そして、今このバンドにはオーラがある。時代を引っ張る力?次世代への牽引力を感じる。たかがミュージシャンと侮ることなかれ。岸田氏には山師的なふてぶてしさが備わっている。要注意人物だ。
 「原発事故」を唄う。それもいいだろう。かつてスガシカオが、ロックとは?という問いに答えて「嘘を唄ってなければそれは、ロックだと思う。」と言ってたことを思い出すが、だとすればやはり「くるり」はロックだろう。不安だ・変だ・厭だ・好きだ・美しいーと感じる気持ちに偽りはないだろう。NO NUKE 結構じゃないですか。岸田さん、自分のことアホだと言って「俺も悪いで~」と。その辺、正直に唄い続けてほしい。
 

辻井いつ子さん講演会

2012-11-10 | レビュー
辻井いつ子さん講演会
「子どもの才能の見つけ方・伸ばし方」

 娘の高校PTA主催の講演会ということで出かけました。
 辻井いつ子さんは、ピアニストとして有名な辻井伸行さんのお母さんです。全盲というハンディキャップを抱えた子どもに音楽の才能を見つけ出し、プロのピアニストまで導いた、ご自身の子育てを語って下さいました。
 元アナウンサーといううことで、美貌もさることながら、とてもよく通る声と話し方に魅了されました。本題の答えはむしろ、この声の魅力にあるのではないかと思うくらいでした。見えない伸行さんにとって、お母さんの声はとても大事な支えであったに違いなく、実はいつ子さん自身が最も気を使われたことではなかったのでしょうか。元気が出ないとき、表情は隠せても声の調子やトーンはなかなか隠せないものです。それにはやはり、常に自分が元気でいられるように努力してこられただろうし、日々明るい声で、微に入り細に入り語りかけられたことで、伸行さんは、迷うことなく確かな愛情を感じ取ることができたのでは?目が見えない人はよく、聴覚が鋭くなると言われますが、まさにハンディキャップを個性もしくは長所に変えた成功例ですね。伸行さんには、見えないからこそ見える心の風景が再現できる能力が備わっているんだと思います。
まさに「信じる力」ってすごい!!
 以下、講演内容抜粋「子どもを良く観察し、子どもの好きな物事を子どもと同じ目線で楽しむことが大切。どんな些細なことでも才能の芽を感じとったら、『親ばか』となってその才能を信じてあげること。才能のない子どもなんていない。明るく、楽しく、あきらめないことが大事です。」