７日の日曜日に行なわれた「ＢＵＲＮ～完全燃焼～」のビデオを石井君のお父さんから送っていただき見ました。
先ず、櫻井君の試合。
前に前に出るのは良いのですが、相手との距離が近すぎて有効なパンチ・蹴りが出ず、相撲のような展開です。
いつも通りと言えばいつも通りですが、クリンチの多い試合になってしまいました。
結果は延長判定勝ち。
お互い有効打はなかったのですが、前へ出ていた分、櫻井君のポイントとなったみたいです。
勝ちましたが、課題が残る試合でした。
続くは山本君の試合です。
相手はかなりの長身選手です。
パンチの打ち合いをしたい山本君とそれを嫌がり首相撲からの膝蹴りへと続けたい相手とが全くかみ合わず、こちらもクリンチの多い試合になってしまいました。
この試合も延長戦までもつれ込みましたが、延長に入りスタミナが切れてきた相手を終始ロープに追い詰めた山本君の判定勝ちでした。
最後は石井君の試合。
前半からパンチでガンガン前に出て、相手を棒立ちにさせるシーンが何度もありましたが、力み過ぎてパンチが大振りです。
それでも終始パンチで攻め続け、相手を何度もぐらつかせましたが、ダウンは奪えず。
終了間際、少しパンチをもらいましたが、こちらは文句なしの判定勝ちでした。
今回は三人とも勝利し、結果だけを見れば満足できるのですが、課題が多く残る試合となりました。
櫻井君に関しては、相変わらず引っ付き過ぎでクリンチが多く、手数は出るのですが有効打がありません。
この点を来年は何とかしなければ。
山本君は、久しぶりの試合と言う事もあって勘が鈍っていたのもあるのでしょうが、いつものパワフルな攻撃が出ませんでした。
石井君も勝ったとはいえ、フットワークが出ず、力んで打ち合いをすると言う悪い癖が出てしまいました。
勝ったのに厳し過ぎるかもしれませんが、三人はそろそろこの辺りで止まっていてはダメです。
来年はもう一段階進化してくれる事を期待しています。
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