夢雑夜 2020-07-17 00:49:38 | 日記 雲一つ無い抜けるような青空を見上げていた。突然夕立のごとき激しい雨が降り始めた。雨越しの空は変わらず晴天の青。これが本当の狐の嫁入りなのだな、と思いながら空を眺め続けていた。それから幾つかの夜と幾つかの朝を迎えて雨だと思っていたのは溢れる涙だったのだな、と覚った。目覚めてから今年初めての向日葵が花開いたのを知った。君の月命日の朝。