学長のひやかし

本(もと)はみな たれもの晒しの白木綿 
染めつよこれつ 末はいろいろ

欲求

2004年10月21日 | boyaki
今日の昼間にスーパーで朝ご飯兼昼ごはんを買いに行ったことときのこと。

3~4歳ぐらいの子供が戦隊物のおまけ付お菓子を無造作に開け(もちろん売り物ですよ)、
中身のおまけだけを取り出していた。周りをきょろきょろすることもなかったので、常習犯
ではないだろうが、その姿を見てものすごい恐怖感に襲われた。

 しばらくして親がそれに気づき、子供を叱って、あけてしまったもの
を買い取ることにしたのだが、果たしてこれでことは終わりなのだろうか。

 売り物と自分の物の区別がつかず、自分の欲求のままに行動する。
これは、普段の生活で甘やかされている証拠ではなかろうか。おそらくこの子は
またやらかすだろう。親が曲がった道を厳しくたださない限り・・・。

-自分の欲求のままに行動する。―
 現代の若者に共通する問題点であると考える。自由という名のもと
好き勝手に放任されたおかげで、こうした若者が急増している。(最近流行の
できちゃった結婚などもそれの類だろう。)そのことに関して全否定すること
はないと思うが、欲求を満たす前にそれが今一番の選択肢なのか、今一番適する
場所なのかということを考え、我慢するところは我慢することを
覚えて欲しいものである。若い世代に一番足りないものは、ひょっとして
我慢ではなかろうか。




マリ2編成。館山駅。
まだマリ5が廃車回送され一週間も立たないうちに、今日廃車回送された・・・。(無念)