学長のひやかし

本(もと)はみな たれもの晒しの白木綿 
染めつよこれつ 末はいろいろ

世も末

2004年11月13日 | boyaki
 
 ○クリスマスプレゼント、女性は男性に4万円を期待(読売新聞)※リンク切れはご了承ください。(リンク内容は同じものです。)

 いったい何を考えているのだろうか、この不景気に。そもそも
男と女は金額の関係でないだろう。こんな頃をしなきゃ愛してもらえ
ない男はホントにかわいそうだ。結婚して金がなくなったらどうすんだ?
女は他の金ある男にお乗換え、今の男はポイ捨てそんなんでいいのか。
いくら大量消費の世の中とはいえ、男まで大量消費することはなかろう。
まぁ、調査したのがプランタン銀座というから、周りに金持ちの多い
お水系が多いのかもしれないが。

 さて、今日は久しぶりに小田急に乗っていたわけだが、ホントに気持ち悪い男がいた。
いつも私が気持ち悪い男というのは、マニアなど脱世間化した人種を指すのがほとんどだが、
今日は普通の男子高校生(やや出っ歯で、濃い顔。同姓から見ても暑苦しい顔)だ。
ちょっとケバイ同級生の女の子としゃべっているので、ちょっと会話を拾ってみよう。

男「クリスマスまでに彼女何とかしたいんだよ、マジでいい子紹介してくんない?」
おいおい、いい子だったら誰でもいいんかい。でも多感な10代、それくらいの発言は
誰しも言ったことはあるだろう。しかし、
男「金ならあるし、××(横文字ブランド)くらいなら買って上げられるし・・・。」
この言葉には愕然とした。お前はただやりたいだけなんだろうと横からつこっんでやろうかと
思ったぐらい腹が立った。それがいい男なら(ホントにそうなら初めからそんなこと言わないか・・・。)
まだしも、むさ苦しい(体格的なことではなく存在自体)くせに、たわいもないこと言いやがって・・・。
話している女もギャル系ではないが、若くして顔を改造工事したような女。たいしたもんは用意できない
だろう。お互い彼氏彼女という名前だけの薄い関係で済まそうとしているから、若いこの子達世代はこれでいいのかと諦めてしまうが、ホントに嫌な時代になったものだ。

 何を書いているのか分からなくなってきたところで、多少冒険心で言うのは大いに結構だが、少なくてももう少し自分という物を客観視してから発言してもらいたいものである。結局のところ後で後悔するのは自分なのだから・・・。