奥田さんのお話は好きだけれど、この本は、どうも私には合わなかったようで、残念でした。2つ★
加害者少年たちや、その親、先生、報道する側など、色々な人が登場し、彼らの心理描写など、丁寧に描かれています。
ただ、後味は良くなかったです。
死んでしまったイジメにあっていた名倉少年だけは内面の描写が無いんですよね。
そして、この少年が、イジメにあっても、しょうがない子だったな・・とか、この子も悪い、って風に受け止められる(あくまでも私が読んだ限り)様に書かれていたような気がしたんです。
空気が読めなかったり、助けてくれていた人気のある友達に、あまり恩を感じてなさそうな態度だったり、彼らを裏切るチクリ行動をしたり・・という処とか、金持ちの一人息子で、下手くそなテニス部員なのに、新しく高価な物を着たり持ったりっていうのとか・・・。悪い処ばかりが書かれていたような気がしました。
そして、加害者側に立たされている少年2人が、非常にたぐいまれなる?良い人格で、かっこいいキャラなのも、なんだかなあ・・・と思いました。
なんというか、イジメって、苛められる原因とか無いのに、イジメられた子が多いと思うんですよ。特に現代は。
理不尽にも、そんな目に遭って、人生狂わされた人がどれだけ多いことか。
そんな中、この本は、イジメられた少年がダメなヤツで、イジメられるのも解る・・・というふうに感じるような、ストーリーだったのが私は残念だったんです。
それと、登場人物が多いから、仕方がないのですが、報道する側の女性とか、教師とか、もう少し深く掘り下げて欲しかったな・・・と思う人物がいたりしました。
でも、また奥田さんの本はこれからも読みたいと思っています。
「我が家の問題」5つ★
無理
オリンピックの身代金
ララピポ
家日和
「サウス・バウンド
加害者少年たちや、その親、先生、報道する側など、色々な人が登場し、彼らの心理描写など、丁寧に描かれています。
ただ、後味は良くなかったです。
死んでしまったイジメにあっていた名倉少年だけは内面の描写が無いんですよね。
そして、この少年が、イジメにあっても、しょうがない子だったな・・とか、この子も悪い、って風に受け止められる(あくまでも私が読んだ限り)様に書かれていたような気がしたんです。
空気が読めなかったり、助けてくれていた人気のある友達に、あまり恩を感じてなさそうな態度だったり、彼らを裏切るチクリ行動をしたり・・という処とか、金持ちの一人息子で、下手くそなテニス部員なのに、新しく高価な物を着たり持ったりっていうのとか・・・。悪い処ばかりが書かれていたような気がしました。
そして、加害者側に立たされている少年2人が、非常にたぐいまれなる?良い人格で、かっこいいキャラなのも、なんだかなあ・・・と思いました。
なんというか、イジメって、苛められる原因とか無いのに、イジメられた子が多いと思うんですよ。特に現代は。
理不尽にも、そんな目に遭って、人生狂わされた人がどれだけ多いことか。
そんな中、この本は、イジメられた少年がダメなヤツで、イジメられるのも解る・・・というふうに感じるような、ストーリーだったのが私は残念だったんです。
それと、登場人物が多いから、仕方がないのですが、報道する側の女性とか、教師とか、もう少し深く掘り下げて欲しかったな・・・と思う人物がいたりしました。
でも、また奥田さんの本はこれからも読みたいと思っています。
「我が家の問題」5つ★
無理
オリンピックの身代金
ララピポ
家日和
「サウス・バウンド
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